『チャバッティ:ドゥカティ機8台参戦なんて尋常じゃない』
★モトGPの規則はホンダが作っているなどと良く言われるが、現在、参戦台数が最も多いのはドゥカティである。
★2018年のモトGPクラスにドゥカティはファクトリーと、プラマック/アヴィンティア/アンヘル・ニエト(旧アスパー)の3プライベートチームで計8台参戦させる。
★なお、他メーカーの参戦台数はホンダ6台、ヤマハ4台、スズキ/アプリリア/KTMは2台である。
★ドゥカティ各選手の使用マシンは以下のとおりである。
・ドゥカティファクトリー
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(GP18)
ホルヘ・ロレンソ両選手(GP18)
・プラマック
ダニーロ・ペトルッチ(GP18)
ジャック・ミラー(GP17)
・アンヘル・ニエト
アルヴァロ・バウティスタ(GP17)
カレル・アブラハム(GP16)
・アヴィンティア
ティト・ラバト(GP17)
ハヴィエル・シメオン(GP16)
★パオロ・チャバッティ氏(ドゥカティ・スポーツディレクター)のコメント。
「(8台参戦は)尋常ではありませんよね。しかも、各プライベートチームに現実的な費用で、質の良いサービス&サポートを提供してるんですから。選手らも毎回、ドゥカティ機の質の高さを証明してくれていて、今回のテストではラバトとミラーがそんな感じでした。
ドルナが6メーカー全社に4台づつ参戦させたがってるってことは分かっているが、ただ、なにかと彼らの思い通りに運ぶわけでもありませんしね。」
【今後はどうなりそう?】
「各メーカーの出方次第でしょうね。例えば、スズキとアプリリアなんかのね。彼らが本当にプライベートチームを持ちたがってるのかどうかは知りません。
私が知る限り、スズキはまだ準備段階だろうし、アプリリアに関しては『どうなのかなぁ〜』って感じですかねぇ。
ただ、KTMは本当にプライベートチームを持ちたがってるようなんで、面白いことになるかもしれませんね。」
【ヤマハ離脱を表明したテック3にKTMが興味を持っているようで…プライベートチームと言うのは、それほど役に立つもの?】
「うちは3つのプライベートチームで満足してますよ。」
★現況としては、テック3はKTMとの提携に向けて動いている模様。
また、スズキはプライベートチーム募集を有志チームに表明して希望者がいるようならば、厳しい条件のもとで審査していくことになるだろう。
アプリリアは年々、予算不足が露見していっている。
また、テック3後任としてはアンヘル・ニエトチーム(旧アスパー)が名乗りをあげており、一方、マークVDSは現在のホンダからの待遇に不満を抱いている。
(2018年02月28日『Corse di moto』記事参照)
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