『2018 カタールテスト モトGP 1日目トピックス』
★3月1〜3日の日程で、モトGP公式テストがロザイル・インターナショナル・サーキットで始まった。
★従来より同トラックはヤマハとドゥカティが好調で、ホンダは苦戦する。
★首位マーヴェリック・ヴィニャーレス(ヤマハファクトリー、1:55.053)。12周回のロングランのタイムは浮き沈みはあったものの、リズムは上がり調子だった。
チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは7位(+0.379)。10周回のロングランのタイムは、常に1分56秒台をマークし、好調だった。
ヤマハ機はブリーラムでの問題が浮上していない模様。本日、ロングランを実施していたのは両選手のみ。
★2位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー、+0.051)。まず、ウィング付きカウルを試していた。短い出走を繰り返していたが、常に速かった。2015年から同レースでは3年連続2位を獲得している。
チームメイトのホルヘ・ロレンソは5位(+0.370)。ブリーラムの時のようにGP17機は試さず、GP18機のみに集中していた。最後まで走行を続けていた選手陣の1人であり、リズムはコンスタントに上がっていた。
★3位アンドレア・イアンノーネ(スズキファクトリー、+0.054)。サプライズ。1周タイムは好調だが、全体的に浮き沈みが激しく、ペース面は判断しにくい。ただし、セッション終盤は安定していた。
チームメイトのアレックス・リンスは6位(+0.379)。ロッシ選手と同タイムである。
★4位ヨハン・ザルコ(ヤマハテック3、+0.133)。いつも通り、短い出走を繰り返していたが好調である。
チームメイトのハフィス・シャーリンは22位(+1.678、ルーキー)。モトGP機に乗るのは、これで4日目。
★8位ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティプラマック、+0.475、GP18機)。今回はGP18機を2台使用できる。
チームメイトのジャック・ミラーは12位(+0.635、GP17機)。
★9位カル・クラッチロー(ホンダLCR、+0.483)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは14位(+0.800、ルーキー)。ルーキー勢トップ。
★10位マルク・マルケス(ホンダファクトリー、+0.492)。ペースは安定している。
チームメイトのダニ・ペドロサは11位(+0.502)。2回転倒(第12コーナーと第2コーナー)。2回目の転倒が激しく、かなり時間をロスしてしまった。ケガはなし。
★15位スコット・レディング(アプリリアファクトリー、+0.878)。初めてエスパルガロ選手を抜いた。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは17位(+1.009)。
両選手ともエンジンはまだ2017年版。
★1位〜16位(ティト・ラバト)までのタイム差が1秒未満。
★19位ポル・エスパルガロ(KTMファクトリー、+1.222)。セパンテストで負傷し、手術後のブリーラムテストは不参加だった。
チームメイトのブラッドリー・スミスは20位(+1.368)。
★21位フランコ・モルビデッリ(ホンダ・マークVDS、+1.555、ルーキー)。自己タイムを上げている最中、第14コーナーで転倒。
チームメイトのトム・ルーティは23位(+2.239、ルーキー)。
★その他の転倒は、ティト・ラバト。
(2018年03月01日『Gpone』記事参照)
(2018年03月01日『Motorsport.com』記事参照)
『2018 カタールテスト モトGP 1日目リザルト』
ヴィニャーレス選手に「1周タイムを気にせず、ロッシと一緒に電制システムを磨け」との叱咤激励がありまして…
詳しくは、こちらでどうぞ。
【2018ブリーラムテストまとめ2 ヤマハ、スズキ、アプリリア、KTM】[2018年02月28日 発行 Vol. 177]
●ヤマハ
・問題解決できず…
・ヴィニャーレス優柔不断、ロッシ我が道を行く
・ホンダ電制システムを解決したエンジニアとは?
・ザルコのマシン評価には注意が必要
・ザルコの政略的なコメント
・ヴィニャーレスよ、ザルコと同じ走りをするな
・ヴィニャーレスよ、電制システムに集中せよ
・ブリーラムでヤマハが苦戦した理由
・タイヤのせいもある
他
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スズキの二人頑張って!
セパン、ブリーラム、カタールと三者三様のコースだから好不調の判断が難しいんだよね
それでもDUCATIドヴィの安定感は目立つと感じる
もうすぐ開幕、楽しみだね