『ペルナット:ヤマハよ気をつけろ、ル・マンはザルコのホームだぞ』
★伊モトGP業界ご意見番カルロ・ペルナット氏(カピロッシ、故シモンチェッリのマネージャーを経て、現在はイアンノーネ担当)が、ヘレス決勝戦について次のように語った。
「マルケスGPって感じだったね。前回、ちょっかい出された大熊マルケスが『今後はこっちが目にもの見せてやる』なんてことを言ったってわけだ。スタートして、誰とも戦わずして優勝でしょ。脱帽もんですよ。100%得意なコースでもないのに、No.1だってところを見せつけたんだからね。
あのラスト8周の惨劇は残念だったねぇ。三者三様に相手に腹を立てているわけだが、でも、あの3人は全員無罪でしょう。
ドヴィは膨らみ、ロレンソは走行ラインに戻ろうと突っ込んで行き、ペドロサはスペースが空いたから抜こうとした。それぞれ、自分なりの操縦をしていたわけですよ。
あの瞬間、ロレンソは常よりアグレッシブだったし、ドヴィは冷静なところを見せ、ペドロサは思慮深かった。
まぁ、立場が変われば、違う結果になったのか…例えば、チームマネージャーの立場で考えるなら、今回みたいなレースで、ドヴィはずっとロレンソを抜こうとしていたし、ロレンソには『後方ドヴィ 0秒』ってピットボードを出すわけだ…ロレンソはドヴィを前に出し、マルケスに追いついて行かせるようにすることもできた…。
ただねぇ、5回タイトル獲得のチャンピオンライダーが、そんな風には絶対に考えないだろうねぇ。そうすることもできたし、そうしないことだってできた…ってわけだ。
あとね、レースディレクションのあれはないだろ。ペドロサのマシンがコース上に放置された時、レッドフラッグを出さなきゃ駄目だろうが。
しかも、マイク・ウェッブ(レースディレクション代表)は、ペドロサが話しに行ったら不在にしてたって言うんだろ。
イアンノーネに関してはね、まぁ、オースティンの3位の方が遥かに上だね。ただ、とにかく、重要リザルトであることに変わりはないが。タイヤ選択を間違ったってのに、こう言う結果になってくれたんだから。
イアンノーネは矜持(きょうじ)を見せてましたよ。いまや総合4位なんだから。そんなこと、誰が想像したってねぇ。
ザルコのマネージャーのあのコメントには、けっこう驚きましたよ。ほら、ロッシに向かって『ヤマハでのザルコの道を閉ざした』って言ったやつ。
個人的には、奇妙な話だと思いますね。今回のレース後、ロッシがヤマハを糾弾してたってこともあったしね。
ル・マンGPを前にして、やけにキツい物言いだったでしょ…ル・マンって言ったら、ザルコのホームなんだしねぇ。」
(2018年05月07日『Gpone』記事参照)
ヘレスの多重クラッシュは、結局、誰のミスなのか?
記者や識者さんたちの間でも、けっこう意見ばらばらです。
詳しくは、こちらでどうぞ。
【2018ヘレスGPまとめその1 ホンダ&ドゥカティ、多重クラッシュ】[2018年04月28日 発行 Vol. 186]
●多重クラッシュまとめ
・誰のミスなのか?
・ロレンソのミス説
・ペドロサのミス説
・ドヴィツィオーゾのミス説
・マルケス「有利になったことは否定しない」
・カネ&マリーニ厳罰は妥当か?
他
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ザルコのマネージャーの話ってなんでしょう?
気になります。
ロッシが裏工作をしたせいでザルコがヤマハと交渉できなかったとかそんな話
このおじさんホントに面白い!まだイアンノーネが絡んだ意見じゃないから解らないが、本当の事を言うね。ザルコに関してはザルコが焦りすぎってだけですね。俺をワークスにしろって?したかったらチームが勝手にしてくれること思いますがね。
去年のオランダGP以来、ヤマハは勝ち星ありませんからね~。もしザルコが勝ったら、ヤマハとしては複雑な状況になりますね。
何でヤマハに警鐘を鳴らしてるの?
このおっちゃん。
間違ってないんだけど センス疑うわ。