『ロッシ:うちが速いのは、解釈を要するトラックだから』
★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が6月29日、アッセン戦のFP1で3位、FP2で4位だった。なお、FP総合も4位。
★チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスはFP総合首位である。
★同トラックで、昨年、ロッシ選手が優勝している。なお、それが、ここ最近のヤマハ最後のレース優勝である。
★ロッシ選手のコメント。
「木曜の時点では、理屈からいくと、ここでは高い戦闘力で行けそうだと分かってたんですが、ただ、実際に走ってみるとけっこう違うものだから。
まぁ、出だしとしては、さいわいなことに、上手いことやって行けそうだと確認しました。FP1でもFP2でも速かったから。ただし、FP1での順位は実際のものではありませんけどね。終盤に新タイヤを履いてたんで。
FP2ではマルケス以外、皆そうしてたし、僕もまたそうしました。だから、そっちの順位は本物です。ペースも良いしね。ただ、別メーカー選手の多くもそうだから。
うちはハードブレーキングがまだ完璧ではないです。だから、マシンの荷重を改善しないとね。」
【タイヤ選択の見通しは?】
「まだ、なんでも有りの状態ですね。今後もデータを集めていかないと。リアはオプションが3つあるんです。ただ、ハードが一番安定してる感じなんですけどね。
日曜までに路面がどう変化していくか…あと、レース直前までチームとどう作業を進めていけるかに依るでしょう。」
【ライバル陣の多くは『優勝候補はヤマハ』と言っているが…】
「今日、一番コンスタントに速かったのはマルケスですよ。その次がヴィニャーレス、そして、僕とドヴィツィオーゾが似たようなペースでしたね。」
【なぜアッセンでヤマハ機は強いの?】
「理由は色々とあるんですが…気温が高いのに、風が涼しいってのもそうですね。アスファルトのグリップも良いし、陥没も少ないし。
あと、トラックのデザインも良いんですよ…ハードブレーキングやアグレッシブな再スタートが少なくて。流れるようなコースで、コーナーの幅は広いし、コンピューター設計ではなく古いスタイルのトラックだし、解釈を要する地点が複数あるんです。トラック内のどの区域を重視するかで、セッティングが決まっていくんですよ。」
(2018年06月29日『Moto.it』記事参照)
バルセロナ戦では、まともに使えそうなタイヤはソフト1種類だけで、ロッシ選手はレースまでになんとかそれが機能するようにできたんで表彰台に上がれたんだとか。
詳しくは、こちらでどうぞ。
2018バルセロナGPまとめ その2 ヤマハ&スズキ、ペドロサ去就[ 2018年6月27日 発行 Vol. 193 ]
●ヴァレンティーノ・ロッシ
・唯一、合格点だったソフトが上手く機能してくれた
・ヴィニャーレスよりヤマハの責任
・ロッシも新燃料タンク
・タイトル獲得の可能性はある
・今年もアッセンでの戦闘力が高いと良いが…
他
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いいねぇロッシ!
血の通っていないデキのいいホンダ機ではここは無理!
ビニャとヤマハ、ワン・ツーお願いしますよ!
ふーん。
ヤマハファンからはそう見えるのね。
…ふ〜ん。
勉強になります!
見事なフラグでした・・・