MotoGP

ロッシ、弟も1列目『最小限のものを確保しただけ』2018アッセンGP

『ロッシ:弟もファーストローだが、最小限のものを確保しただけ』

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★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が6月30日、アッセンGP予選で3位だった。なお、FP4では転倒している。

★異父弟ルーカ・マリーニ(モト2、VR46チーム)も予選で3位だった。なお、モト2予選の首位はチームメイトのフランチェスコ・バニャイアだった。

★モト3予選の3位もVR46チームのニコロー・ブレガだった。

★ロッシ選手のコメント。

「通常、トラックにはライダーのグループが2〜3つできるものなのに、今日は全選手一緒に走ってたんですよ。
アッセンはスリップストリームがものを言うトラックなんです。最終セクターなんか特にね。本人の手応え次第って感じなんですよ。運もそれなりに大きくて、僕の場合はタイミング良く上手い位置に居合わせましたね。
まぁ、白状するなら、面白かったですよ。」

【そして、ファーストロー獲得…】
「最低限のものは確保したってわけでね(笑)。重要なのはレースの方だから。ただ、前からスタートって言うのは、良い兆しでしょ。
嬉しいですよ。(FP4での)転倒後、信頼感とリズムを取り戻す必要があって…上手くいきました。FPセッションが調子良かったんで、予選で好結果を出せると思ってはましたけどね。」

【弟マリーニ選手も予選3位だったが…】
「もう、本当に嬉しくってねぇ。大・大・大満足ですよ。本人にとって良かったってだけじゃなく、チーム全体にとっても良かったです。モト2/モト3クラスで、うちから3選手がファーストロー獲得なんだから。
バニャイアにとっては実力再確認ってとこだし、ブレガはスランプから脱出した感じでしょ。もちろん、弟のが一番嬉しいですよ。ルーカと一緒にいる時間が一番長いんですからね。
皆へのアドバイスは、とにかく焦らず冷静さを保ち、良いレースをすること。弟は表彰台に上がれそうなペースだと思いますよ。」

【ロッシ選手のペースの方も好リザルトを狙えそう?】
「もちろん、そうしたいと思ってます。若い頃はけっこう勝ってたんだけど、『2』で始まるポイントをゲットして帰宅すると嬉しかったもんですよ…つまり、1位〜2位だとね(笑)。
今は『16』でも良いです。表彰台ってのは常に重要だから。
強い走りはできるでしょう。ただ、問題は、皆、そうだってことなんですよ。」

【どんなレースになりそう?】
「どうなるでしょうかねぇ。おおよその感じでは、まず、マルケスが速くって、その次に僕やヴィニャーレス、ドヴィツィオーゾ、クラッチローってとこかなぁ。」

【集団戦になる可能性も?】
「マルケスがどうするつもりなのか見てみないとね。それなりに作戦的なレースにしたいのかとかね。
通常、強いスタートを切るのはホルヘ(ロレンソ)で、そうなると、グループはばらけるんですよね。ただ、今回のホルヘはいつもより遅そうだし、しかも、後方スタートだし。第1ラップ終盤で5位に就けたら充分ってとこでしょ。まぁ、いずれにせよ、アッセンは集団戦になりやすいトラックなんですけどね。」

【予選では上位10選手のタイム差が0.4秒未満だったが…】
「その辺が15年前とは大きく違うところでねぇ。ここ何シーズンか、常に接近してるんですよ。今日なんか特にそうでしたね。
プロレベルがかなり上がっているし、皆、細かいところに手を入れてくるじゃないですか。コーナー1つ1つとかね。
昔はもう少しロマンがあって…手応えだけでなんとかなるとかね。今じゃ、作業なり努力なりが必要で、時にはつまらなくなってしまうこともあるでしょ(笑)。」

【タイヤ選択の方は?】
「けっこう重要でしょうね。最終的にレースは、リア3種類どれでもOKになりそうだから。
ブリヂストン時代はタイヤ選択を間違えるってことがほとんどなかったんですけどね。上手く機能するのは1本だけだったから。いまや興味深いことになってますよね。
もう少し考えを整理していかないと。」

(2018年06月30日『Gpone』記事参照)


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