『2018 オーストリア モトGP 決勝トピックス』
★8月12日(日)、オーストリア戦(今季11戦目) モトGPクラスの決勝が行われた。
★首位ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティファクトリー)。今季3勝目。リアタイヤはソフト。
ロレンソ選手のコメント。
「マルクがスタートであんなに速いとは思っていなかったんです。その後、こっちが攻めに出た時は抜き返してくるだろうと覚悟していました。
僕はブレーキングがかなり強かったんですが、最終ラップではマルクを抜くのに第2コーナーのアウト側ラインを活用できるとは思わなかったんですよ。モトGPで1、2を争うぐらい良い勝利でしたね。」
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは3位。リアタイヤはミディアム。
ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「残念ながら、思い通りの操縦ができませんでした。最後はタイヤが逝ってしまって。
レースの間、ずっとホルヘを抜こうとしてたんですが、無理でした。ハードブレーキングで苦戦していたと言うのもあります。本当にがっかりですよ。優勝したかったもんですから。」
★オーストリアはドゥカティ得意のトラックとして定評があり、これで3連勝となった。
(2016年イアンノーネ、2017年ドヴィツィオーゾ、2018年ロレンソ)
★2位マルク・マルケス(ホンダファクトリー、総合首位)。本来、ホンダ向きのトラックではない。リアタイヤはハード。
マルケス選手のコメント。
「使えるものは何でも使いました。けっこうマージンがあると思っていたのに、タイヤがタレてしまって。ホルヘに追いつかれてしまいました。
とにかく、満足はしてます。総合順位で、またさらに引き離せたんですから。」
★総合順位は1位マルケス(201ポイント)、2位ロッシ(142ポイント)、3位ロレンソ(130ポイント)、4位ドヴィツィオーゾ(129ポイント)、5位ヴィニャーレス(113ポイント)、6位ペトルッチ(105ポイント)。
チームメイトのダニ・ペドロサは7位。
★4位カル・クラッチロー(ホンダLCR)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは15位(ルーキー)。
★5位ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・プラマック、GP18機)。
チームメイトのジャック・ミラーは18位(GP17機)。
★6位ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)。ヤマハ勢トップ。グリッド14位スタート(5列目)から追い上げた。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは12位。
ヤマハにとっては難関トラックで、いまだマシンも仕上がっていない。
★8位アレックス・リンス(スズキファクトリー)。
チームメイトのアンドレア・イアンノーネは13位。第3コーナーでコースアウトし、大きく順位を下げた。
★9位ヨハン・ザルコ(ヤマハテック3)。
チームメイトのハフィス・シャーリンは16位(ルーキー)。
★10位アルヴァロ・バウティスタ(ドゥカティ・アンヘル・ニエト)。
チームメイトのカレル・アブラハムは21位。
★11位ティト・ラバト(ドゥカティ・アヴィンティア)。
★14位ブラッドリー・スミス(KTMファクトリー)。同サーキットのスポンサーがKTM。
チームメイトのポル・エスパルガロはブルノ前戦で負傷し、欠場。
ワイルドカード参戦が予定されていたミカ・カリオはザクセンリンクで負傷し、欠場。
★17位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー・グレジーニ)。
チームメイトのスコット・レディングは20位。
★19位フランコ・モルビデッリ(ホンダ・マークVDS、ルーキー、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのトーマス・ルーティは22位(ルーキー、最下位)。来年はダイナヴォルトからモト2参戦決定。
(2018年8月11日『Gpone』記事参照)
(2018年8月11日『Motorspot.com』記事参照)
(2018年8月11日『Motorspot.com』記事参照)
『2018 オーストリア モトGP 決勝リザルト』
『2018 オーストリア モトGP 総合順位』
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トップとはタイム差があるけど、なんだかんだYAMAHA勢でトップか…
ホルヘもう最初前出るなよ絶対タイヤ終わってズルズル下がるだろ…ほら案の定…からの優勝。ほんとおめ。マルケス抜き返した時はびっくりして声出た。
ヤマハは、ヴィニャ切って、ロッシ、ザルコのチームになってた方が良かったな。
歳なんて関係ないロッシは凄すぎる。
バイクさえ他と対抗できれば優勝もいけるのに。
正直ヤマハが好きじゃなくなった。プロに対して対応遅いなら、ヤマハのバイク買ったユーザーにも対応が遅いのかなって思ってしまった。
マルケスはドカティ、ロレンソどっちに負けたんでしょう?
来年のお楽しみ〜(^^)
いや~見ごたえのあるレースでした。
ホルヘとマルクのギリギリのラインでの攻防は見ていてハラハラしていました。
マルクはすこし強引な感じで、どちらかというとホルヘの方が余裕があったように見えましたが、結果その通りになりましたね。
チャンピオンシップはまだまだ大きな差がありますが、面白くなってきました。
面白いレースだったよ。ロレンソは前戦と同様にタイヤ温存してるんかな?って思ってたらやっぱりそうだった。もしかするとこれがロレンソの新たな勝ちパターンになるのかも。ドビはもう少し余裕がある感じがしてたけど遅れだしたから、そうでもなかったんだね。あとロレンソって独走優勝のイメージ強いけど、昔からバトルでも普通に勝ってるんだけどな(もちろん負ける時もある)。
しかしわからないのは、いくらマシン特性(とはいえドビはもたなかったが)とか
ライダーの乗り方とはいえハードとソフトですよ
ハードとミディアムならまだわかるのですが
タイヤの持ちの概念が全くわからなくなっている
普通「ハード」「ソフト」と聞くと、カーカスは同じで固めのコンパウンド・柔らかめのコンパウンドって想像しますが、
MLのタイヤはカーカスごと構造が違うと言う事を以前ライダーがコメントしてましたよ
「ハード」と「ソフト」では、コンパウンドだけでなく特性が違うタイヤなのでしょう
BS時代はカーカス共通でコンパウンド違いだった為、ほぼ全員同じタイヤ選択でしたが、
MLの場合は、自分のライディングに合った組み合わせを見つける事が出来る様になったので、
毎レースバリエーション豊かなタイヤ選択が見れるようになったそうです
ソフトがハードより短命とは一概に言えなくなり、柔らかい構造のタイヤを活かして走れるかどうかと言う事が重要になっているのでしょうね
そういえばザルコもソフト寄りを好み、ロレンソの走りをお手本にしてると
以前言ってましたね
ブルノ戦で前半パッとしないから終了かと思いきや
後半怒涛の追い上げを見せていたロレンソでしたが
あの時から違和感がありました
いつもは逃げ切りパターンを得意として追い上げで上位を狙うのは
珍しいなぁと
もしかしたらドカとミシュランの組み合わせだと前半はタイヤを
温存、後半勝負がロレンソの勝ちパターンになるかも
ロレンソはコーナーリングの強さにDUCATIの特性であるストレートの強さも合わされば最強になれる事を実証したレースでした
本来はこれを求めて移籍をしたんだったね
ファイナルラップ、3コーナーのマルケスのアタックを不発にさせたラインどりは圧巻の一言
これまでの常識が覆されたレースでした。ソフトタイヤは前半戦でできるだけリードし、他車との差を引き離して後半はその貯金を生かして逃げ切る。
これ昨年後半からロレンソが幾度となく繰り返して失敗してました。つまり、前半戦で飛ばして引き離そうとしてもそれ程差は広がらず、後半戦はタイヤが機能しなくなってズルズルと後退してしまう・・
であれば、敢えてトップに立たずタイヤを温存し、残り数周でスパートする。ソフトタイヤでもこれができたというのが、これまでの常識が通用しなくなったということ。
しかも、いつのまにかロレンソが3位浮上。YAMAHA機は問題を抱えていて上位進出が困難なようなので2位浮上は数戦のうちに・・来季ホンダ移籍は惜しい。
良いレースでしたね〜。
あっという間に3人抜け出してそっからのバトル。
マルケスもドビィも前に出るとペースがバラつくのは集中力が続かないからかな?
逆に後ろを走ると前走車にペースを乱されるホルヘは最近一定の距離を空けてタイヤを温存しながらペースが乱れるまで待つ戦略かな。
マルケスとドヴィは先にホルヘを出して付いていく方が合ってるような。
こうなって来るとマルケスの一人勝ちが無くて楽しいですね〜。