『ロッシ:年を取っても確実なものなんて何もない』
★3月7日(木)、カタールGP会見でヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が次のように話した。
「(年長者だと言うことは)たいした意味はないですよね。新たにシーズンが始まる際、確実なものなんて何もないんだから。どの選手も一緒ですよ。2ヶ月の冬のブランクの後だと、本当にまたきちんとマシンに乗れるのかどうか自分でさえ分からないんだから。
こうなると、もう年齢なんて関係ないから。ライディングテクニックとマシンのセッティングが重要なわけで、常にその辺の努力を続けていかなければならないんです。
何年もやってきて、さらに最先端にいなければならないんです。」
【そう言う意味では、カダローラ後任のイダリオ・ガヴィラ新コーチは役に立つ?】
「カダローラとはまた違うタイプでね。カダローラはマシンの技術的な面に集中していたし、イダリオの方はライディングなんですよ。
実際のところ、月日が経つほどにマシンの変化に自分を合わせていかなければならないわけで…操縦が楽になる反面、限界点が上がりますからね。とにかく、どんどん強い走りができるようになる。
例えば、マシンの欠点を補うような走り方に慣れてしまうと、その後、欠点が克服された時、その走り方は役に立たなくなるわけでしょ。
あと、僕らの仕事には重要な点が他にもあるんですけどね。」
【と言うと?】
「イダリオはこっちのモチベーションを上げてくれるタイプなんですよ。ある程度の年令になると、尻を叩いてくれる人間がそばにいるって言うのは良いもんでね。
彼とも良い仕事ができるだろうって確信してます。テストの時も良い感じだったし。まぁ、そうなるとは思ってましたけどね…VR46ライダーズアカデミーの生徒ら全員、イダリオにはぞっこんだったんで。」
【各選手のレベルはどんな感じ?】
「皆、最強って感じですね。これほど拮抗したシーズンは初めてでしょ。
今のところ、4メーカーがタイトル争いに加わってきそうだし…ファクトリー選手は全員、上手いこと仕上がってますね。うちを始め、ドゥカティにホンダ、スズキ…それからモルビデッリやクラッチロー、クアルタラロー、バニャイアのことも忘れちゃいけない。ほら、これでもう10人以上でしょ。」
【こうなると、どう立ち向かっていくべき?】
「自分のことだけ考えて、ベストを尽くし、表彰台に一度上がったとしても、次のレースでは7位争いをしてるかもしれないと覚悟してかかることですね。
一戦終えたぐらいじゃ、各選手のレベルはわからないでしょう。ミシュランタイヤに左右されてしまうトラックも何か所かあるだろうから。」
Rossi: "Aumentano gli anni ma non le certezze": "L'esperienza non serve prima di partire e devi saperti adattare alle nuove moto. Questo è il campionato più livellato che ricordi" https://t.co/sapipe68J7 pic.twitter.com/ytIqAvptSO
— gpone.com (@gponedotcom) 2019年3月7日
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
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