『ロレンソ:ホンダ機について問題を2つ抱えている』
★5月30日(木)、ムジェッロGP会見でホルヘ・ロレンソ(ホンダファクトリー)が次のように話した。
【ル・マンGPでは、ホンダ機で一歩前進できるようなモディファイを突き止めたようだが…】
「問題が2つあるんですよ。マシンの乗り心地がいまいちなんですが…もう1つ、マルケスと比べて基本的なスピードが足りないんです。
現在の目標はマルケスと互角になることではなく、カル(クラッチロー)に追いついていくことですね。そのためには、特にコーナー進入を改善していかなければならないし、あとブレーキングのやり方もね。
ドゥカティで慣れ親しんできたやり方、スタイルを思うと、なにからなにまで正反対なんですよ。
ヤマハ機じゃないんだから…いつも言ってきたことだけど、ヤマハ機はライダーに本当に優しいマシンですからね。
マシンを乗り換えたなら、そのマシンに何年も乗り慣れているライダーに追いつくには自分の操縦法をがらりと変えていかなければね。むこうは何年も経験を積んでる分、有利なわけだし。
それで、僕は大いに苦労してると言うわけですよ。」
【ホンダ機に技術改革を求めている?】
「いえ、マシンはこのままでいくべきでしょう。それで勝ちまくってるライダーがいるんだから、すっかり変えてしまったら馬鹿でしょ。
こっちが、この2年間で慣れ親しんできたことと違うことをすべきなんですよ。まぁ、明日、本当にそうできるかどうか様子を見てみます。
多分、このマシンは、マルクがこの7年間、モトGPで重ねてきた転倒が関係してるんでしょうね。確かに、マルクはずっとリスクを負ってきたわけだし、それが彼のレースへの取り組み方なんだし。
レースと人生…おそらく、その2つがしっかり結びついているんでしょうね。」
MOTOGP – Jorge Lorenzo ha bei ricordi al Mugello, ma il podio sembra ancora lontano. Con il passaggio alla Honda rivive il periodo difficile passato con la Ducati #MotoGP #ItalianGP https://t.co/X0A2PFTw57
— Corsedimoto (@corsedimoto) 2019年5月30日
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
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「レースと人生…おそらく、その2つがしっかり結びついている」
レース職人の人間味あるコメント。格好いい~!