『カワサキ優勝、確定するまでの経緯を時系列で追う』
★7月28日(日)第42回、鈴鹿8耐 決勝レースが行われた。
★レース終了6分前、Suzuki Endurance Racing Teamのマシントラブルにより第2コーナーからS字コーナーの大半にオイルが撒き散らされ、
あと1分強で8時間が経過すると言う時、首位を走行中のジョナサン・レイ(カワサキ)が最終ラップで転倒した。
★これにより、YAMAHA FACTORY RACING TEAMが暫定優勝とされた。
★その後、カワサキ優勝が確定するまでの経緯の時系列は以下のとおり。
(日本現地時間)
19時28分
ジョナサン・レイの転倒直後、レッドフラッグが提示されレース終了と見なされる。
19時40分
上位3位までの暫定順位が以下のように発表される。
優勝:Yamaha Factory
2位:Red Bull Honda
3位:F.C.C. TSR Honda France
なお、上記順位は以下の『FIM世界耐久選手権』レギュレーションの第1.22.5条に基づき決定された。
《ランキングされるためには優勝チームの走行周回数の75%を走行し、優勝ライダーがゴールラインを通過してから5分以内に、ライダーがマシンに接触した状態(シートにまたがっている、もしくはマシンを押している)でゴールラインを通過すること。》
19時50分
上記順位に従い、表彰式が行われる。
20時10分
上記順位が最終リザルトとして公表される。
20時35分
『Kawasaki Racing Team』がレースディレクションへ異議を申し立てる。
21時35分
レースディレクションがレギュレーションを確認しつつ順位を再検討した結果、先の第1.22.5条は却下され、新たに第1.23.1条が適用され、最終順位はレッドフラッグが提示される前にゴールラインを通過した順位となる(第216ラップ)。
これにより上位3チームは以下のとおり。
優勝:Kawasaki Racing Team Suzuka 8H(ハスラム、ラズガットリオグル、レイ)
2位:YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀、ロウズ、ファン・デル・マーク)
3位:Red Bull Honda(高橋、清成、ブラドル)
★なお、レース後、ジョナサン・レイがマシンをパルクフェルメに入れていなかったため、29日(月)に車検が行われ、午後4時17分にレースディレクションより最終リザルトが公表された。
★今後、2位ヤマハおよび3位ホンダは異議申し立てを行わない模様。
ULTIM'ORA: il giorno dopo la 8 ore di Suzuka è stata confermata in via definitiva la vittoria Kawasaki. La cronistoria di quanto successo e le ragioni di questa decisione #Suzuka8hours #FIMEWC https://t.co/TAC62CZZZa
— Corsedimoto (@corsedimoto) July 29, 2019
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
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第1.23.1条ってなんなんですかね。
サイトによっては「耐久に5分以内という条文は無い」って書いてあるところもあるし、まだ分からない部分がありますね。
第1.22.5条をよく読んで下さい。優勝ライダーがゴールしてから5分以内ですよ。2番手以降のポイントが貰える話です
なんかいろんな組織やらチカラカンケイやらが絡み合って成り立つ大会なのかも知れませんよねー。
こういうとイカガワしく聞こえますけども世界耐久とWSBKと全日本と‥‥挙げるときりがなさそう(よく知らないし)ですけど各運営団体のコラボ的なところあるのかな。
ドゥカ車輌も「ナンやそれ」的な展開ありましたし‥‥。
鈴鹿8耐はあなどれませんね。
あ、言い添えますけどルールの運用と解釈についての観点からという意味です。
1.22はレースの終了とリザルト
1.23はレースの中断
今回は中断のため1.23.1よりリザルトが決定
なので1.22はそもそも関係無いように見えます
犯人探しになるけど誰が第1.22.5条と判断してジャッジしてしまったのか?だね
上記の方のように整理すればわかりやすいのにね
YAMAHA、HONDAとも異議しないのもそういう事だろう
まぁ、レイに怪我が無くキレた走りが報われてなにより
来年はチェッカーを受けてポディウムでシャンパンシャワーのリベンジだね(笑)
色々ひっくるめての8耐だと思ってるので
こんなドタバタ劇も8耐の醍醐味だと思える様な
納まる所に治まってくれたので結果オーライでめでたしめでたし。
管理人さん
20陣10分になってますよ~
おぉぉぉ〜っと!
有難うございますネ♥
結果が出て何日も経つのにまだ納得いってないので、もしよければどなたかの意見もお聞きたいんですが
あの赤旗はヤマハとホンダから見れば間違いなく、「要らない赤旗」といえる。(別にトップがコケたからって必ず赤旗出さなきゃいけないルールはないし、実際そこでコケたのはジョナサンレイと他数名のみ)
なのになぜヤマハやホンダは抗議しなかったんだろうか?
悪条件のレース終盤に転倒したら赤旗出してくれて優勝できるかもしれないし、出してくれないでリタイアかもしれないというのは公平性からみて最悪だったと思う。
これからも全く今のままのルールで行くなら悪条件のレース終盤は赤旗狙いの転倒もアリになってしまう。
やっぱオフィシャルの判断が遅かったのかコースマーシャルの行動が遅かったのかわかりませんけれども「自分達が転倒していたかも知れない」と思われたのかも‥‥。
正直言って最初から最後までコースマーシャルの反応とっても遅いと感じました
各スティントを思い出してもレイさんの走りは圧倒的で勝者に相応しい事を受け入れて下さったのでは?
異議を申し立てないルール解釈上の根拠についてはこの限りではありませんが。
浅いモノがたびたびすいません。
ルールが明確になっていないのが最大の問題ですが
どのように解釈するかに於いて、KRTが優勝で納得する者が
大多数であることから忖度されたのでしょう。
通常、赤旗=中断ですが、当初の時間や周回数の75%を満たせば
レース成立なので、この場合は、ほぼ赤旗=レース終了となります。
今回は、KRT転倒後に赤旗が出たわけですが、仮にSERTの
エンジンブロー後に赤旗が提示されていたら、ブローして
壊れた筈のSERTがEWCチャンピオンになります。
また、ヤマハは1周で挽回できないほどのタイム差が
有りましたが、これも仮にテールトゥノーズのせめぎ合いを
していてトップが転倒後、赤旗提示になった場合、1周前の
リザルトで納得できるでしょうか。
こう考えるとンダンダさんの疑問が良くわかります。
耐久レースは、あくまでもサバイバル性を重視するものです。
レースディレクションも、今回の裁定は「チャンピオンシップの
基本的な考えには反している」と言っていますし。
いずれにせよ、きちんとしたルール化を望みます。
浅いなりに「感情論ではいけないのではないか❓」と思いまして現地観戦の疲れを引きずってだらだら仕事をしている自分にムチを入れフォローしているところを見直したところauto sport様のコラムを見つけました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00508189-rcg-moto
ふーんそうかなぁ?と思ったのはピットに入る大分前からSERTのマフラーから盛大に吹き出ていた炎に気がつかないワケ無いけどなぁ‥‥って事だけで大変勉強になりました。
前日の4耐を観て思ったのはキケンな臭いがしても
何事も無いのであればレースは続行なされるのでしょうが
台風の影響でゲリラ的な豪雨がセクターごとに違ってくると
明らかに危険だなって思った矢先、転倒者が出始めたら
オフィシャルはレッドフラッグを出しましたよね。マシンは
一旦ピットへ戻り全車ガレージ前に整列され程なくレース終了の
アナウンス。4耐規定時間に達していたから終わり。あれを
観たら耐久レースってこう言うもんなんだなあって理解できましたw
何故あのタイミングで赤旗を出したのか?、そしてその理由を説明しないことが問題の根本でしょう。ゴタゴタを引き起こした赤旗中断の理由を秘密にしたまま、経緯の発表とルールの説明をされたところで何の意味も無い。
ヤマハの5連覇なるか?あるいは・・・という、興行を打つ側にとって盛り上げ甲斐のある恵まれた状況だったのに、興行側が自らの手で台無しにしてしまったなという印象です。
ですよねー。
でも説明の義務は無いと言ってる事自体が答えなのかなって私は受けとりました。
ある意味落ち度を認識しているから公言する事を憚るみたいな‥‥。
レースディレクションあるあるだと思います。