『ロッシ:ヤマハが懸命に良い仕事をしてくれてる』
★9月13日(金)、ミザノGPでヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)がFP1で9位、FP2で4位だった。なお、FP総合は4位。
★路面グリップが不足しており、通常、ヤマハ機にとっては不利な状況であるが、今回、ヤマハ勢は全員好調。
★ロッシ選手のコメント。
「皆、出足好調でね。確かにポジティブな金曜日でした。ヤマハ全選手の戦闘力が高いでしょ…コンフィグレーションはそれぞれなのにね。ヤマハM1機が加速でもペースでも1周タイムでも、良い動きをしてるんですよ。
僕に関して言えば、まだまだ作業は山積みね。荷重バランスにまだ満足してないんです。加速でのロスが大きすぎてね。もっとヴィニャーレスやクアルタラローに寄って行かないと。
とにかく、全体的な手応えは良いですよ。今のままの速さで進めていかないとね。」
【ここ5年間で試してきたものより、今日の方が多かったのでは?】
「いやいや、それは大げさですって!
まぁ、確かに2016年末から今年のブルノテストまで、ほとんと何も試してこなかったし、上手く機能したものもほとんどなかったけど。技術的に厳しい時期だったから、ライバル陣に差を付けられてしまいましたね。
でも今年は状況が好転したんで。ヤマハは懸命に作業してくれているし、正しい方向に進んでいるから。日本もヨーロッパも新しいスタッフが入ってきて…そう言うのがリザルトにも出てきてますよね。
今回、ヤマハ機は新旧どちらのバージョンも上手くいっていて、マシンとタイヤと路面のコンビネーションがピッタリのようですね。」
【通常、グリップ不足だとヤマハ機は苦戦するはずなのに…】
「2018年とは状況が違うから。2018年はグリップが少ないと苦戦してましたね。
今回は速くなってるけど、理由は分からないんですよ。ただ、まだ金曜日だから、日曜レースで優勝争いが出来るかどうかは何とも言えません。明日は色々と改善されてくるだろうし。
トラックは去年よりスピードが落ちてるが、うちの動きは良くなってますね。」
【ヴィニャーレス選手とは異なり、ロッシ選手は新マテリアルを全て使っていたが…】
「ミザノテストの際、投入されていたマテリアルは改善されてきているって感じがしたんですよ。改悪もやり過ぎてる部分もない。まぁ、小さな一歩ではあるけど、これらの新マテリアルに集中していくことにしたんです。
まぁ、そんなところですね。」
(参照サイト google 翻訳:『Moto.it』)
ヤマハ機が、ホンダのマルケス機を追随しているって話は有料閲覧『note』で!!
全員が向上したという事はM1が確実に進化した証しでしょうか?
見えた光明に向かって突き進んで長かったトンネルから脱出して下さい❗️
オットーサイクルエンジンとモーターサイクルを本業とするヤマハ発動機のエンジニアリング能力の見せ所です❗️
「改悪もやり過ぎてる部分もない。」
ってのは開発側は極端な事はしないって事だけど
たまには劇薬的な奇抜な事もやらないと新発見は無いんじゃないかな