『メレガッリ:ザルコと言う選択肢によりガルブゼラが移動に』
★ヴァレンティーノ・ロッシが10月3日(木)、2020年よりチーフメカニックをシルヴァーノ・ガルブゼラからダヴィド・ムニョス(スペイン出身、41才)に変更に変更すると公表した。
★マイオ・メレガッリ氏(ヤマハチームマネージャー)がロッシ会見後、次のように語った。
「複数の理由に依り、皆、納得してこう言った選択となりました。
結局、テストチームに経験豊かな人材を投入したいと思っていたわけだし、そっちのプロジェクトは今年よりも形がはっきりとしてきてますからね。
あと、ファクトリーチームの方はなにか新たなアイディア導入したいと思っていたんで、まぁ、すべてタイミング良くこなれてくれたってとこですかねぇ。」
【テストチームの存在が重視されだし、ジャーヴィス氏はヨハン・ザルコ起用の可能性を口にしていたが…】
「ガルブゼラがテストチームに移動になるのは、昨シーズン末に始まった改革の一環なんですよ。
欧州テストチームは当初、さほど良くは思われてなかったんですが、その後、日本のヤマハの方でも『各面に渡り、プラスになっている』と言うことを理解してくれてね…実際にレースが行われるサーキットでテストができるわけで、トラックのグリップコンディションは日本とヨーロッパでは異なりますからね。
あと、ザルコをテストライダーとして起用できるかもしれないと言う話が出てきたんで、これまで日本とヨーロッパで行われていた作業全体の方向性が変わったんですよ。」
【高速のテストライダー確保と言うのが、ますます重要になってきているようで…】
「限界ギリギリの走りができなければ…ファクトリー選手と0.2〜0.3秒程度の差で走ってくれなければ、理解できないことと言うのが頻繁に出てきますからね。
日本のテストライダーがOKを出した新マテリアルをこっちで使ってみたら、当初とは違うフィードバックが出てきたなんてこともあったから。
しかも、今後はテスト回数も減らされるわけでしょ。つまり、シーズン中のテストが重要になってくるわけだから。例えば、今年、ホンダやスズキがテストライダーを頻繁にワイルドカード参戦させていたじゃないですか。そして、その翌日はそのままサーキットに残ってテストするとかね。今後、そう言うことがまずます重要になってくるんですよ。冬季テストもシーズン中のテストも減少傾向にあるんだから、実際に走って集められる情報はますます重要になっていくんです。」
【なぜロッシ選手のチーフメカニックに、モトGP経験のないダヴィド・ムニョス氏が選ばれたの?】
「私はダヴィドのことは良く知らなかったんですが、1度面談したところ第一印象は良かったんですよ。モトGPでの経験はないが、かなり昔から世界選手権パドックで働いてますしね。2ストロークやモト2/モト3での経験はありますから。
心配はしてませんけどね。このチーム体制からすると、単純に時間の問題でしょ。ガルブゼラだってSBKから来て、なんら問題はなかったんだし。
だから、『さあ大変だ…』って感じはないですね。こう言う例は過去にもあったし。
ヴァレンシア、ヘレス、セパンとテストして、カタールへ向かって行くわけで。開幕戦までに仕上がっていると思いますよ。」
【今回のようにモト2から引き抜いた場合、一応、日本のヤマハへ行ったりもするものなの?】
「行かないです。仕事はレース現場でマシンに行うものだけだから。ヴィニャーレスのチーフメカニックがラモン・フォルカーダからエステバン・ガルシアに代わった時も同じでした。
エステバンもヘレステストからボックス入りしたんですよ…それまできちんと承認が降りてなかったんで。とにかく、うちのチーム体制からすると、その辺はそれほど心配してません。作業体制はきちんと組織だってるんで、単純に時間の問題だから。マシンがどう機能するかやボックス内での作業手順を理解すれば良いだけだし、そう言うことは全て自然に身に付いていくものだから。
だから、落ち着いたもんですよ。」
Meregalli: "L'opzione Zarco ha convinto Galbusera al sì al test team": "In Giappone hanno compreso l'importanza di avere un team sviluppo competitivo. Con Silvano la scelta è stata condivisa, il discorso è nato in modo spontaneo" https://t.co/qEUKGEVkTv pic.twitter.com/9q7BM2pZmY
— gpone.com (@gponedotcom) October 3, 2019
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
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と言うことは5台目を参戦させるつもりではあるようね
ただ後半からYAMAHAが復調してきたのはフォルガーの手柄ではない?のが気になるけど、日本で良かった新マテリアルがこっちでは使えなかったとか、まだこんな開発してたのか…
普通なら継続させる必要があるテストライダーを替えたりYAMAHAの開発体制がかなり遅れてるのは確かだね
どんどんザルコに実戦投入して貰ってヴァレの負担が減れば来季は色々と変わるかな?
やっぱテストライダーとは言うけれど「レギュラーライダーと比べて遜色無い速さ」が無いとデータも無意味なのだろうし「限界までプッシュする」と本人が言っているのだから目的はともかくかつてデビュー戦からその通りのレースをした(相当数トップを維持して走行し限界に達して転倒)実績もあるザルコさんはヤマハさんにとって理想的と言えばそうなんですね。
後はヤマハさんが将来について保証するかどうか、どの程度の約束が出来るのかってところなのでしょうか。
約束が果たされない事もよくある事だけどフランス人って事が好転の材料になるかもだし先の事は気にせず取り敢えずサインして欲しいです。
ヤマハは今まで中須賀選手がもてぎのみでワイルドカードでの
実践テストしかしてこなかった事を考えると、明らかに他チームと
比べても、テストに消極的な姿勢だったのかなと思う。とは言え、現実的に
限られた予算内での社内事情がある訳ですしね、そこがクリアー出来たの
なら、他チーム同様、欧州でのワイルドカード参戦も来季は見られるのかも
しれないし、もしザルコテストライダーになればマシン開発にもモチベーションが
上がるんじゃないでしょうかね。心機一転、ロッシも強い走りが出来れば延命措置も・・・w
遠回しに中須賀が叩かれてんな笑
ザルコが戻って、表彰台に居るのとバックフリップしてるのをみたいもんですわ。
motoGPに専念して8耐も参加しない2人のヤマハワークスライダーはチャンピオンも獲れず、それをテストライダーの中須賀選手のせいにしてるなんて・・中須賀選手は8耐でもちゃんとワークスとしてしっかり仕事してると思いますがね。
レギュラー二人と走らせ方が違うので、決定した場合方向性ちょっと気になります。
万能な開発が進むか否か?
ヤマハ本社のレースにおけるモチベーションがよく解らない今日この頃です。
>よく解らない‥‥
あ。
セパンレーシングチームとか?
私は解りにくかったです。
でもきっといろいろあるんだなと思いました。
ザルコがヤマハのテストライダーになるのは厳しい、なんてコメントがここにもあったけど、現実になりそう。
やはり日本人による日本国内限定のテストよりも、欧州のトラックで限界まで走らせる事ができるライダーの方が、パーツの良し悪しもわかるのでしょう。
何か中須賀選手が叩かれてるとか言ってるコメントがありますけど、勘ぐり過ぎでしょ。
どのチームもヨーロッパにテストチームを置いている訳でヤマハがそれに追従したってだけの話。