『ペルナット:ロッシ&ロレンソは新世代に喰われている』
★カルロ・ペルナット氏(伊モトGP業界ご意見番、個人マネージャーとしてカピロッシ、シモンチェッリ、イアンノーネ選手らを担当)が、茂木GPについて次のように話した。
「今回の茂木戦を見る限り、新世代がまた一歩前進し、旧世代がまた一歩後退したって感じかねぇ。
前進した新世代ってのはマルケス、クアルタアロー、モルビデッリ、ヴンやーレスで…ここ最近のレースで常に表彰台争いをしているメンツだね。
一方、後退した旧世代ってのはロッシ、ロレンソ、イアンノーネでしょ。
ロッシは毎回、トップ10入りを狙いつつ、チーフメカニック交代に踏み切り…まぁ、これは現役を続けていくための最後の切り札って言われてるね。
ロレンソの状況はよろしくないでしょ。5回タイトル獲得のチャンピオンライダーともあろう者が、あれはないでしょ…首位と40秒差だなんてねぇ。怖がって走ってることは一目瞭然で、あれじゃあ、これまで積み重ねてきた勝利なんて見る影もないね。シーズン末までに何か真剣に考えないと。
あと、イアンノーネもねぇ…選択を誤った結果、アプリリアなんかに入ってしまって、良いところも見せられないわけでねぇ。
唯一、旧世代で持ち堪えてるのがドヴィツィオーゾだね。総合2位に就いて、若手と渡り合っていけてるんだから。
ドゥカティはドヴィに感謝しなきゃ…唯一、マルケス相手に、幾度となく好結果を出せてるわけで。旧世代の騎手はドヴィだけだし、来年だって、マルケスと渡り合って行けるのはドヴィだけだろうね。
つまり、今や世代交代に入ってるってことですよ。どんなスポーツにも付き物の『分水嶺』ってやつだ。
こうなると、ロッシがあのムニョス(新リーフメカニック)と組んでどうなるのかが見ものだね。最後の切り札なんだし。ただ、あいにく、もはや新世代が台頭してきてるんだがねぇ。
とにかく、誰にとっても最大の問題はマルク・マルケスの存在ですよ。天下無双なんだから。思うままに走り、後ろにはビッグチームが付いていて、どんな状況も完璧に乗り切って行く。
モトGP界の『ゴッドファーザー』って感じで、次から次へと記録を更新しまくり…モトGPに昇格した時には既にけっこうな記録を携えてきてたしねぇ。
マルケスがテクノロジー世代の最初の申し子でことなんだろうね。」
Pernat: "Rossi e Lorenzo sono vittime dei giovani che avanzano": "Lo stesso discorso vale anche per Iannone. L'unico della vecchia generazione ancora in grado di tenere testa a Marquez è Dovizioso" https://t.co/qCynAHdNui pic.twitter.com/iCCRUYo9JC
— gpone.com (@gponedotcom) October 21, 2019
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
ロッシ選手の新チーフメカニックに待ち構えている試練については有料閲覧『note』で!!
ロッシやロレンソを125の時から見ていた私としては「まだやれる」と思いたいですが、今回のレースを見て同じ様に思っちゃいました。
タイムもそうですが、サーキットで実際にあの離され方を見ていると寂しくなっちゃいます。
>後退した旧世代ってのはロッシ、ロレンソ、イアンノーネ
ん?元王者2人に対して1人違うような?
さり気なく個人的な感情をぶっ込んでくるペルナットさん(笑)
イアンノーネはSUZUKIでリンスに追い抜かれて勝てないチームへの移籍だから今さら感
DUCATIだってドヴィより可能性を感じたロレンソをバカ社長の独断で放出してるんだから的外れです
管理人さんお疲れっす。誤字2箇所あるっす。
思えばダニの引退は潔く清い決断だったなぁ。数年後はGPのメンツ半分は変わっていそう。
現実は非情…
ロッシは歳だし、ロレンソも「怪我は良くはなっている」と繰り返すばかりで、完治するかはわかりませんし。負傷箇所が箇所なので。
アプリリアに至っては、イアンどころかアレイシが引退を示唆する程にチームモチベーション低下が著しいようなので、遠からず撤退するのでは…
日付が変わっちゃったけれど、10月23日はシモンチェリさんの命日でしたね。
早いもので、もう8年ですか。。。
(10月23日・日曜のレースは嫌いです。’77・’83・’11と嫌な事ばかりで…)
ロッシなんかは二世代前なのにライディングフォームを変えながらよく頑張ってるなとは思うけど、やはり限界にきてるのかなと思った茂木でした…
忘れちゃいけないのは、ヴァレはホルヘやドヴィよりも1世代前だってこと!
最初の批判は彼なりの応援なんでしょうね。
一番言いたいのは皮肉とも取れる最後の一文のような。。
イアンノーネはなぁ…速いことは速いから、真面目に集中してやってればドヴィあたりのポジションにいたと思うんだけどな。
ドカ時代だって割と途中まではドヴィ放出で残るのはイアンノーネって雰囲気だったような。