『マルケス:ホンダ機を理解するには僕のように転倒しないと』
★10月31日(木)、セパンGP会見でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が次のように話した。
「今、僕にとって最高の時期ですよね…マシンの感触はベストだし、なにを試しても一発で上手くいってくれるし。
目標はこれまでと同じです…毎回、表彰台に上がること。今回のセパンも同じ姿勢で行きますよ。金曜FP1から頑張ってね。
もっともっと勝ってライバル陣にプレッシャーをかけるのが、シーズンの締めくくり方としてベストでしょ。」
【ポイント獲得記録で2010年にロレンソ選手が18戦383ポイント獲得しており、今回はその記録を更新できるかも…】
「そう言う記録がかかっていたとしても、いつもと同じ作戦で行くつもりです。
そう言う記録は塗り替えられた時だけしか話題にならないから、あまり興味ないんですよ。
とにかく、目標は表彰台か優勝なんで。」
【あと、チームタイトルも取ったら三冠獲得となるが…】
「三冠獲得の方がポイント記録よりも重要ですよね。僕の方では出来る限り頑張っていくつもりです。タイトル獲得は厳しいですけどね…ドゥカティは強いから。」
【2020年版マシンとロレンソ選手について何か知っている?】
「ホルヘには常に本当のことを言っているつもりだし、2020年版のホンダ機は今年のものにかなり似てはいますよ…限界点が同じですからね。
(ホンダ機を)乗りこなして強い走りをするには、僕みたいにまず20回転んで飲み込んでいかなければならないんですよ。」
Marquez: "Lorenzo dovrà cadere per capire la Honda, come ho fatto io": "La moto 2020 avrà le stesse criticità di quella di quest'anno. Il record di punti? Meglio la Tripla Corona" https://t.co/RQNEqJ9QUX pic.twitter.com/FabYre44o6
— gpone.com (@gponedotcom) October 31, 2019
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
なぜホンダ機の馬力がフィリップアイランドで際立っていたのかって話は有料閲覧『note』で!!
上手く転んで学習するのもライダーの技量のうち…ってことですかね笑
そういやマルケスってよくコケてましたけど、大怪我しないですよねぇ。
あとフロントからのスリップダウンは多いけど、
ハイサイドはあんまり見ませんね。
限界を知るためには限界を超えろってことなんでしょうけど、わざとコケる勇気は僕にはないです笑
でも予期せぬ転倒よりは備えある転倒のほうが対応しやすいし、そうでもしないと限界ポイントを理解しにくい特性なんでしょうから、それが本当に真実なんでしょう。
なんにせよ常人には無理ってことで…。
メンタルがポジティブな時はスリップダウンでネガティブな時はハイサイドを起こすって言ってた人がいたな。
マルケスなんかは滑ったらとりあえずスロットルを開けるとか意味不明な事いうから前者なんだろ。
後ろ向きだと必要以上スロットルを戻して飛ぶ事になるから間違った事でもないんだろうな。
天才しか出来ない事を言われてもね~(笑)
ロレンソは早期にHONDA撤退を決めるべきだったかも・・・DUCATIが空きそうだった時にね
こりゃ来年も駄目っぽいね、悲しくなりますね
マルクは柔軟性、特に股関節がかなりあるから怪我が少ないと思われる。
こんな天才を相手に戦わないといけない他ライダーに同情してしまいます・・・・
そしてこんな天才が乗る前提のマシンに乗らないといけないホンダの他ライダー達に、もっと同情してしまいます・・・
九十九里鬼さん
なるほど…確かにそうかもしれませんね。
人間はバイクが滑ったときに反射的にスロットルを戻してしまう…するとフロントがグリップを取り戻して前荷重がかかり、今度はリアが暴れてハイサイドしてしまうんですもんね。
そこでマルケスは、敢えてアクセルを開けることで荷重を少し後ろに持っていきバイクを安定(笑)させて、
フロントのグリップが戻るかどうか様子を見る。
それを経験的であれ本能的であれ知っていて、実際に実行できる冷静さを持っている…。
もしフロントのグリップが戻らずそのままスリップダウンしても、
ハイサイドよりは圧倒的に怪我のリスクは少ないので、
フロントが滑ったらそのまま滑り続けるくらいの気持ちで乗ったほうが結果的に上手くいくんでしょうか。
僕もバイク乗りですが、やっぱりバイクが暴れたときに冷静さを保てる気がしません笑
まあそりゃ公道走ってりゃコケる機会とかほとんどありませんしね。
マルケスはたぶん何度も何度も転んで学習したってことなんでしょう…。