『ビンダー欧州帰還:久しぶりのモトGP機にザワッとした』
★ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)は南アフリカに住む家族と過ごしていた際にロックダウンが始まったため、しばらくヨーロッパに戻れずにいた。
★先日、ビンダー選手がKTMのビデオ会見で次のように話した。
「飛行機が飛ばないもんだから大変でした。数週間前に、ようやく戻って来れたんです。
(ロックダウン中は)忙しくするようにしてました。トレーニングを続け、あとはガレージで2輪や4輪の作業をして1日過ごしてました。
とにかく、こうして戻ってこれたし、滞在すること自体に問題はないんですよ。母がイギリス人なんで、イギリスのパスポートも持ってるもんですから。」
【先週のミザノテストには参加できたそうで…】
「初日はザワッとしましたね…なんだか、もう、大混乱って感じで。3ヶ月ぶりにモトGP機に乗るって、大変なんですよ。完全にテンパってしまって。コーナー立ち上がりがちょっと強すぎて、その次のコーナーでは転倒しそうになるし。
2日目は落ち着いてきて、SBKライダーと一緒で楽しかったですよ。たまたまジョナサン・レイの後ろに付いたことがあったんですが、(SBK勢は)直線コースやペースは遅いんですが、1周タイムになるとモトGPとそんなに違わないんですよね。」
【モトGPデビューを控え、どんな心境?】
「ある意味、2021年もルーキー年って感じでしょうね。ほとんどのサーキットが初めてってことになるんだから。モトGP機で走ると、けっこう違いますからね。
今シーズンの目標は出来るだけ学習することで、KTMと一緒に上手いこと作業していけるだろうって思ってます。」
【今年は強行スケジュールにも慣れていかないと…】
「スタートグリッドについても、観客席に誰もいないって不思議な感じでしょうね。想像がつかないんですよ。あと、同じトラックで2連戦があるでしょ。良い方に傾くか、悪い方に傾くか…。
当然、2戦目の方が慣れる分、皆の戦闘力も上がっているだろうし、ルーキーの身としては時間を賭けられる分、有利でしょうね。」
【ダニーロ・ペトルッチのKTM加入が決まったが…】
「ダニーロはモトGPでの経験が豊富で戦闘力も高いし、ドゥカティファクトリーから移籍して来るのだからポジティブでしょ。表彰台を獲得したことも多いし、レース優勝だってしているし。
そのうえ、うちにはダニ・ペドロサと言う大きなサポートがあるから。テストをする度に、マシンを改善していってくれてるんですからね。」
【来年はミゲル・オリヴェイラと組むわけだが…】
「2015年に初めてチームを組んで、互いに切磋琢磨してきたんです。また組めるなんて素晴らしいですよ。」
【先日、アンドレア・ドヴィツィオーゾがモトクロスで骨折してしまったが…】
「全選手、モトクロスでトレーニングしていて、リスクはあるけど、でも、あれはベストなトレーニング法だから。僕は大好きですよ。
もちろん、ケガをしてしまうと、また、話は変わってしまうんで、通常、僕は余裕を持ってやるようにしてます。ただ、何が起きるかなんて分かりませんからねぇ。」
Binder: "Tornare sulla KTM MotoGP a Misano è stato spaventoso": "Solo nel secondo giorno di test ero più rilassato. Positivo che arrivi Petrucci, ha esperienza ed è veloce. L'incidente di Dovizioso? Col cross può sempre succedere qualcosa" https://t.co/RPBgBofjXp pic.twitter.com/GX3YV4iG9Q
— gpone.com (@gponedotcom) July 3, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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