『ロッシ:ブレーキングに問題が…』
★8月14日(金)、オーストリアGPでヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が、FP1で13位、FP2で9位だった。なお、FP総合は13位である。
★ロッシ選手のコメント。
【FP2はほとんど走っていないが…】
「そうですね。半日使いものにならなくて…1セッションのみって感じでしたね。そして、けっこうネガティブな感じでねぇ。
残念ながらトップ10外ですよ。やるべき作業は山積みで…ブレーキングで切れのある動きができないんですよね。
ここは特殊なトラックで、セッティング作業は念入りにやっておかないとならないんです。ヤマハ勢は皆似たりよったりだけど、けっこう厄介な状況って感じでね。
今のところ、ドヴィツィオーゾとポル・エスパルガロ、それからスズキの2人のペースが良いんじゃないんですか。それ以外は、皆、似たりよったりですよね。」
【第3セクターで苦戦しているようだが…同様にそこで苦戦しいるドヴィ選手が『以前からドゥカティ機にとっては難所だから』と言っていたが…ヤマハ機なら得意なはずでは?】
「難しい箇所なんですよね。左折コーナーばかりで(※2ヶ所)。確かに、あそこはヤマハ機の方が速く走れるでしょうね。」
【タイヤの調子はどう?】
「ここは特殊なトラックで、今も言ったように、ブレーキングで切れのある動きができるかどうかが鍵になるんですよ。
通常、ミシュランはここのトラックの特性に合わせて構造が固めタイヤを投入してくるんで、ちょっと滑りやすいんですよね。グリップが落ちてしまって。合わせていかないと。ただ、悪くはないんですよ。」
【ヤマハがMSMA(メーカー協会)に、エンジンの問題を解決するため内部に手を入れたいと要請したのは本当なの?】
「そう言う話は耳にしたけど、僕は知らないんですよね。ヤマハに訊いてみて下さいよ。」
【直線コースでのスピード不足は、ヘレスで問題が起きたためエンジン回転数を制限しているからなの?】
「トップスピードは常にうちの短所だし、ここの直線コースは長いですからね。」
【同じ並列4気筒エンジンのスズキ機と比べても、ヤマハ機はネガティブな状況なのでは?】
「とにかく、トラックに依るんだと思うんですよ。いかにタイヤを上手く機能させられるかどうかってことで。
今も言った通り、今回、スズキ勢は最強で、優勝候補に入るだろうって思ってるぐらいですからね。
トラクションにも依るんですよね。あと、コーナーでの立ち上がり具合にも依るし。並列4気筒エンジンだと速く走れないってわけじゃなく…ただ、ヘレスの方がヤマハ機は戦闘力が高かったですね。
とにかく、けっこうトラックの特性に依るんですよ。」
【ちなみに、ドヴィ選手が「(去就は)ダッリーニャの決断次第だ」と言っていたが、ロッシ選手がダッリーニャ氏の立場だったらどうする?】
「そう言う質問は答えにくいもんなんですよねぇ…どう答えても、誰かの考えを否定することになってしまうから。まぁ、どう言う風に決めても、良い面や悪い面があるってとこですかねぇ。
ドヴィはドゥカティ機で強い走りをしてるわけだから、僕なら第一候補にしますね。ロレンソはビッグ・チャンピオンライダーで、ドゥカティ機でも速かったしねぇ。バニャイアはなかなか良い操縦をしているし…。」
(参照サイト google 翻訳:『Moto.it』)
ブルノでのロッシ選手はヘレスより評価が高かったって話などは、note『チェコGPまとめ』でどうぞ!
やっぱロレンソが復帰に向けて何かしら動いている事実はあるんですね⁉️復帰して欲しいなぁ
KTMも良くなって来たし、ペドロサも復帰してくんねぇかなぁ
持病のグリップが無いと、ノートラクションで前に進まずに・・・BS時代だったらまだ戦えていたのにね。
気がかりは有利なはずのドカファクトリー二人、色々とやっているようだけど相変わらず苦戦中、こうなるとヤマハもドカも雨降った方が結果良いのかもね。
BSがレースに供給するタイヤはどのカテゴリーでも無駄に頑丈なのでタイヤを上手く持たせられる人よりもタイヤの性能をフルに使える人の方が有利になる傾向が強いんですよね。