『アゴスティーニ、ザルコ擁護:慎重すぎてはチャンピオンにはなれない』
★8月16日(日)、オーストリアGP決勝レース1の第8ラップ第2コーナー手前のアウト側でヨハン・ザルコがフランコ・モルビデッリを抜いたものの、グリップ不足の箇所でハードブレーキを開始し、ミスをしてモルビデッリ選手を巻き込み、時速300kmで転倒した。
★その直後、モルビデッリ選手のマシンが、ヴァレンティーノ・ロッシのすぐ目の前を飛んで行った。
★ジャコモ・アゴスティーニ元選手(1960〜70年代に世界選手権で活躍した元レーサー。計15回タイトル獲得)が、同件について次のように話した。
「ザルコがわざとブレーキをかけたなんて言ってるものがいるようだが、そこまで軽率な者など私は皆無だと思いますね。
あの瞬間、周囲の者の命に加え、自分の命だって危険に晒されるんだから。
映像で見たところ、ザルコはスペースが空いたのを見たから突っ込んで行ったわけで…ライダーなら、皆、そうするものでしょ。他のライダーらの動きなんて、あまり気にせずにね。
ライダーと言うのは常にアグレッシブなものだし、勝ちたいならそうであるべきでしょ。ジェントルマンとか慎重すぎる者では、絶対に世界チャンピオンにはなれないのだから。」
MOTOGP – Giacomo #Agostini, 15 Mondiali vinti, assolve Johann #Zarco con formula piena. "Non poteva frenare apposta in quel punto. E chi non guida aggressivo non sarà mai campione del Mondo"@MotoGP @JohannZarco1 #Corsedimoto #GazzettaMotori #Agohttps://t.co/O3wUs8xqaA
— corsedimoto (@corsedimoto) August 18, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Moto.it』)
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
チェコでのロッシ選手はヘレスより評価が高かったって話などは、note『チェコGPまとめ』でどうぞ!
アグレッシブは大いに結構だけど、今回のザルコのは無謀だと思うんです。無謀なライダーもチャンピオンにはなれなさそうです。
生き残ったのは私だけみたいな時代とは違うんだよ。
命懸けなんだね。
現代のグラディエーターに皆、夢中になってんだね。
確かに。なんかアイドルみたいに観てるけど、実際は狂気の沙汰のようなことをやってるわけですよね。それでもレース外で人間味あふれるメンバーが揃っているというのはなんとも人間って不思議というか、魅力あふれるというか、スポーツの素晴らしさなんでしょうか。
なるほど。
たしかにチャンピオンを目指そうと思ったら、これくらいアグレッシブさがないとなれないのかもね。
マルケスも通常はずば抜けて速いから他車との絡みは少ないけど、後方からの追い上げとなるとなんだかんだ無理な追い越しをすることありますもんね。
ただ、チャンピオン経験者とそうでない者とのメンタルの違いは大きいのかもしれませんね。
スペース空いたとこに突っ込むのはいいけど、そこでミスったら他人巻き込んで大惨事になるってとこでミスったのが問題なんでしょう。
お爺ちゃんの現役時代とはスピードが違うんだよ……
まぁ公道のコースなんて当たり前にあって、セーフティゾーンが無く、そのうえ周回遅れプライベーターを毎戦抜いてたような時代の人だからねぇ
ピット内でも平気でタバコ吸ってたんだから(笑)
時代錯誤ちゃアレだけど、そんな人から見れば今の時代は甘いのは当然
ついでにいうと、全開走行中にエンジンが突然焼き付いて300kmのままクラッシュすることが平気であった時代
まあ、こないだここのコメ欄でも「危険をおかしてでも走るのは尊敬する」とかいうひともいたので、そういうのを見たいひとも少なからずいるんでしょうね
サーカスからスポーツへと、興行の軸が変化してきていることを改めて気づかせてくれる貴重な老兵ですね。
オンボード映像見ると、少し距離があって見えにくいけど、ザルコがマシンを寄せながら突然ブレーキをかけたように見える。でなきゃモルビデリも全開のまま突っ込まないでしょう。ザルコはこのままじゃオーバーランすると思ったんでしょうけど、後ろにマシンが接近してるのにブレーキかけるのは無謀でしょうね。やっぱり。
実際のところ、究極の限界ギリギリのボーダーライン上で争っているMotoGPライダーには尊敬と畏怖を感じますね。
レースー中のライディングテクニックに対して、中途半端な自分があれこれ能書き垂れるのも恥ずかしいレベルなんで。笑
『言うは易く、行うは難し』を痛感してます。
まぁ、MotoGPライダーやその関係者による場外での発言では『?・・・』ってレベルの目を引く事が多々あり、その発言に対しては揶揄する事もありますがお許し下さい。
中小排気量クラスだと普通にチャージや進路妨害が行われていた時代のお爺さんだしね。
「ライダーと言うのは常にアグレッシブなものだし、勝ちたいならそうであるべきでしょ。」
には納得。
ザルコは神風特攻隊をリスペクトしているからヘルメットが旭日旗じゃん。
「わざと」ってどういう意味で使ってるんだろう。
他の転倒、巻き込みのケースでも良くライダーが言いますが、そもそもわざとな訳ないでしょ。
だから、意味合いがよく分からん。
わざと(意図して)やるのは、あの人とあの人くらいでしょ^^;
テレメータから分析しているのでしょうか GPSや空撮から言葉は悪いが犯人探しできる
ジャック・ミラーも「理性的であれば、そもそもMotoGPバイクになんて乗りません。350km/hで走行しながら、ライバルと肘をぶつけ合って走るんですから。それに転倒したライダーであれば、誰しもすぐにバイクに駆け寄って、また走り出そうとするわけです。皆同じように頭がおかしいんです。」って言ってますね。
こう言うことは格闘技なんかではよくありますけど、所詮スポーツなのか野性的でエゴやプライド剥き出しの戦いなのかって議論は無くなりませんね。
どちらも存在してる世界で何れかが欠けても魅力が乏しくなるからこそ結論が出ないのかもしれません。
実際の所、ある程度の危険な場面やヒヤリとするシーンがあった方が興行的に間違いなく盛り上がるでしょうね。自分の推しライダーが絡むなら話は別ですが。結局人間はコロッセオの頃から精神的には大して成長していないんでしょう。
でも、実際に命懸けで走ってる選手があんなの普通よ普通!みたいな事言い出すと流石に一般人は引くのでは(^o^;?アグレッシブさは勿論必要ですがシャリーンの件やロッシの映像みたいなのは勘弁です。
ザルコの件は、ファンとしても啓発の意味も兼ねて1回休み位はあってもいいかもですね。ちょうど?骨折してますし……。
因みにザルコの旭日旗については本人は日本人ライダーへのリスペクトと言っております。オフィシャルグッズにはKAMIKAZE って名前付いてるやつありますけどね(笑)
皆、昔とスピードが違うとか言われてる方がますが…
今と昔はバイクもタイヤも違います(^^;
マシンの限界が低い中その時代の乗り方で限界を越えた走り方をしていると思いますが……如何なものでしょうか…。
アゴスチーニ時代のバイクに今のライダーが乗りこなせるか……(^^;