『メランドリ苦戦、再び引退を検討中』
★9月4〜6日、SBK テルエル戦でマルコ・メランドリ(ドゥカティ)が、レース1の第8ラップでリタイヤ、スーパーポールレースで17位、レース2で12位だった。なお、総合順位は16位である。
★現在、メランドリ選手は再度引退を考えており、今回のレース後、「早々に決めるつもりだ」と語っていた。
★メランドリ選手は2019年末に引退したが、今年7月にレオン・キャミア後任として『Ducati Barni』チームより020年末までの契約で参戦を決めた。なお、その際、事前テストもなく、『Ducati Panigale V4 R』機をろくに操縦したこともない状態だった。
★メランドリ選手は初陣のヘレス戦レース1で8位を獲得したものの、その後は下降し、今回のテルエル戦レース2では首位ジョナサン・レイと28.380秒差だった。
★メランドリ選手はアラゴンが得意トラックで、2011年にはヤマハ機で、2012年もBMW機で優勝しており、7月の復帰発表の際も、
「今年の開催スケジュールを見たら、得意トラックがけっこうあったから復帰を決めた」と言っていた。
★テルエル戦レース2終了後の、メランドリ選手のコメント。
「このマシンをコーナーに上手く入れることができないんですよ。けっこう深刻な状態で…立ち上がりはかなり低速だし、直線コースで最大限にアクセルを開けることができないんです。
そのうえ、各ブレーキングで苦戦してしまい、そもそもマシンを止めることができないんですよ。
最終ラップは集団の中で8位だったのに、膨らんで順位を落としてしまって…。」
SUPERBIKE – Marco #Melandri archivia un altro week end da dimenticare e sta pensando al ritiro definitivo. "Non riesco a guidare la #Panigale". Barni #Ducati di nuovo senza pilota?@WorldSBK @MarcoMelandri33 #Corsedimotohttps://t.co/wwVfSxorjH
— corsedimoto (@corsedimoto) September 7, 2020
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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チャズもそうですがLツインで良績を残していたライダー程、パニガーレV4には苦労していますね。
メランドリは時代やメーカーが異なるとは言えV4のアプリリアRSV4も乗りこなしていた器用なタイプなので少し意外です。
ブランクってこういう事ですよね
技術的な問題より1度引退すればモチベーションやメンタル的な問題、フィジカルもそう簡単には戻らないからね
テストライダーのように作業に専念する走りはできてもレースディスタンスや駆引き、競合いは実戦でしか維持できない
んじゃないかな
そういう点でもここでよくコメントされるペドロサのスポット参戦には否定的です