『ドヴィツィオーゾ:ヤマハ機が別レベルのレースをするだろう』
★9月12日(土)、サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP予選でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)が9位だった。
★ドゥカティ勢はプラマックチームが好調で、ミラー5位&バニャイア6位となっている。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「明日はヤマハ4選手が他のライダーとは別レベルのレースをするでしょうね。その後ろに、ドゥカティやスズキが集団を作り…多分、KTMも加わってくるかな。
とにかく、全27周回、色々あると思いますよ。」
【もう少し好結果が出せる可能性もあったの?】
「昨日の苦戦ぶりを思えば、3列目スタートはそれほど悪くないですよ。ただ、2列目獲得の可能性はあったと思いますけどね。各セクターをすべて上手くまとめ上げることができなかったんです。
残念ですよ。ミザノは抜きやすいトラックではないんでね。ただ、ペースは悪くないし、5〜10位ライダーはかなり拮抗してるんで。」
【ヤマハ快調を思えば、ドヴィ選手は守りのレースになりそう?】
「ヤマハ相手には守りの姿勢で、それ以外のマシンには攻めていきます。ここではアッと言う間に5位〜10位ぐらいまで入れ替わってしまいますからね。頑張って5位を目指さないと。ただ、けっこう難しいでしょうけどね。
好スタートを切って、慎重に行かないと。あいにく、マシンの感触がそれほど良くないんで。」
【もしミザノ2戦ともヤマハ天下となったら、チャンピオンシップに向けて挽回していけそう?】
「戦闘力が高ければ、楽に挽回していけるでしょ。まだまだレースは控えてるんだから。
ただ、あいにく、うちは自分らのリズムを上手く刻んでいけてないんですよ。理屈では、まだまだポイント獲得のチャンスは有るわけだけど、とにかく、現状を変えていかないと。」
【傍から見ている限りには、チームの結束が弱まっているようで…】
「言い分は色々とあるけれど、ただ、今はそう言う話をしている時ではないから。
一番の問題は今年のタイヤなんですよ。去年のタイヤなら絶好調だったとは言わないけれど、それでも、確実に違ってはいたでしょうね。
こうした現状のせいで、全てが複雑になっているんです。これまでとは異なるライディングをするライダーが、強い走りをしているとかね。上手く合わせていかなければならないのだけど、難しいんですよ。
戦闘力の高いマシンやライダーが多い中、アッと言う間に後ろに下がってしまうわけだから。」
【T1セクターで常に0.3〜0.4秒失速しているようだが…】
「理由は2つあります。あそこは右/左/右の方向転換がある箇所で、そのうち2ヶ所のコーナーの陥没が酷いんですよ。絶対とは言い切れないけれど、僕のマシンは他に比べて陥没に弱いようなんですよね。
2018年の時も、僕とロレンソはかなり速かったにもかかわらず、序盤コーナー3ヶ所でタイムロスしてたんで。
スズキやヤマハのマシンも暴れてはいるけれど、コーナー中盤を高速で走れていて、うちよりいくらか速く陥没を乗り切っているんです。」
【ホールショットデバイスは役に立ちそう?】
「今回、僕は使いません。」
(参照サイト:『Moto.it』)
ミザノ2戦&バルセロナの『GPまとめ』3本とも読むなら『まぐまぐ』がお得です!
(2024/11/22 15:37:12時点 楽天市場調べ-詳細)