『クラッチロー:有難う、モトGP!心の底から本音を喋ってきたよ!』
★カル・クラッチロー(ホンダLCR)は今シーズン末で正規ライダーを辞め、来年はヤマハのテストライダーに就く。
★11月19日(木)、ポルトガルGP会見でクラッチロー選手が次のように話した。
「なんて言ったらいいものやら…本当に、みんな、有難うございました。
これまでの間、ずっと、自分は心の底から真っ正直に本音を言ってきましたよ。この道を進むのも今回で最後だと思うと変な気分だけど、長い時間をかけて、考えぬいた結論だから。
10年前、こう言う諸々のことをやれるなんて思ってなかったし、自分で期待していた以上のところまで来れたましたね。この長いキャリアの終止符を、ポルティマオで打てるなんて最高っすよ。
良いこともたくさんあったし…ブルノでの優勝なんか最高で、追い上げまくったうえでのモトGP初勝利だったから。」
【後悔などもあった…?】
「ないっすね。自分でできる限り、常に全力を尽くしてたんで。これまでの自分の発言に関しても後悔してないし…常に思ったことを口にするタイプなんでね。
まぁ、そう言うポジションは、友人であるジャック・ミラーに譲りますよ。パドック内でどう振る舞えばいいかも心得てるし、正直で率直で、差別偏見のないタイプだから。」
【若手ライダー陣にアドバイス等はある?】
「自分からは直接のメッセージはないけど、ジャックのことは感心してるんすよ…どう振る舞うべきかを、僕から僕から学んでるわけでね。
若手には、ジャックが伝えていってくれたらって思ってますね。」
【モトGP参戦中は、各メーカーのマシンを経験しつつ、タイヤや電制システムの変遷も目の当たりにしてきたが…】
「ここ何年間か、モトGPには新しい波がどっと押し寄せてきてましたね。ワンメイクECUのおかげで、パフォーマンスはかなり平均化されたんじゃないんすか。いまやモトGPクラスでは、多くのライダーがパフォーマンスを上げてるんだから。あと、それと共に、ライダー自体も強く、高い戦闘力になってますけどね。」
【今週末については?】
「ポルティマオにはけっこう良い思い出がたくさんあって…スーパースポーツのタイトル獲得とかね。
ここのトラックのことは良く分かってるから、めくら滅法つき進むって感じではないっすね。ここの特性に良く合うマシンもあるわけで…ホンダ機でもって高い戦闘力でいけるって思ってますよ。」
Cal Crutchlow: “Grazie MotoGP! Sono stato sincero, onesto e autentico”: “La MotoGP è cambiata tanto in questi anni, adesso tutti i piloti possono essere competitivi. Lascio a Miller la mia eredità” https://t.co/ycs5Hs4rNq pic.twitter.com/zIw8MLAvtV
— gpone.com (@gponedotcom) November 19, 2020
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Twitter)
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やっぱりジャックがカル路線継承者なんだね(^^)
テック3でのドビとのバトルもそうだけど容赦なく、限界付近で攻めまくる走り、カルなら最後も手を抜かず魅せてくれると期待しています。
ちょっと早いけどお疲れ様、熱い走りをありがとう。
最後の会見コメントも実に潔い良く彼らしくてGP界にとっては貴重なキャラでした
印象的なレースはウィローちゃんが産まれる前後の優勝と強い走りでしょうか
父親としての自覚と覚悟をみた思いです
出来ればYAMAHAには来年のイギリス GPのワイルドカード参戦を実現して欲しいです