『ロッシ:今日のレース後は感動的だった…』
★11月22日(日)、ポルトガルGP決勝戦でヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が12位だった。
★今回が最後のファクトリー参戦である。
★ロッシ選手のコメント。
「実に過酷なレースでした。オリヴェイラはおいといて…いや、上位3選手はおいといて、第4ラップ以降、皆、かなり拮抗してたんですよ。リズムがかなり拮抗してましたからね。もう、競り合いだらけで。
レースは面白かったですよ。最初から最後まで競り合い続きでしたからね。あいにく、けっこう後方スタートだったんで…ここのトラックに慣れるのに時間がかかってしまったのと、あと、フィーリングが落ちてしまってからしばらく経つもんだから。
でも、今日はなかなか良い周回をこなせたし、最後まで安定してました。もちろん、素晴らしいリザルトとは言えないけれど、ヴァレンシアに比べたら良いレースでしたよ。
ここは抜きづらいトラックだけど、多少は上手くいきましたね。」
【来年はプライベートチームだが、今と何が違ってくるの?】
「技術的には、状況は同じですね。ただ、ヤマハファクトリーのピットボックスで僕のキャリアの…僕の人生の15年間を過ごしてきたんですからねぇ…友人も大勢いるし、皆、良好関係だし。
そうした人間関係を思うと、寂しくなるでしょう。今日のレース後は感動的でしたよ…僕にとってだけ最後のレースと言うわけじゃないから。ブレントやアレックスのように、今日がモトGP最後って言うメカニックもいますからね。レース後は、本当に感動的でした。」
【冬季シーズンの予定は?】
「予選でのパフォーマンス改善に向けて、僕の方でできることを頑張って…あと、ヤマハに良い作業をしてもらうようプッシュし、マシンの戦闘力をもっと上げてもらわないと。
出だしは良かったのに、その後、ライバル陣よりも苦戦するようになってしまってね。来年は厳しい戦いになるだろうから、きちんと準備していかないと。」
(参照サイト:『Moto.it』)
ロッシが「ヤマハは何かをきちんと理解できていない…」って言った話は、note『バレンシアGPまとめ』でどうぞ!
ロッシの記事なのにコメント無しは珍しいですね。
これが現状なのは、ちと寂しいです…