なぜホンダはマルケス代役選びを急がないのか？

『なぜホンダはマルケス代役選びを急がないのか？』

★マルク・マルケス（ホンダファクトリー）は2020年7月のヘレス開幕戦で転倒し、右上腕骨を骨折後、12月初めまでに3回の手術を受けた。
現在は自宅で抗生物質治療を続けているが、来年2月19〜21日のセパンテストは、ほぼ不参加になるものと見られている。

★現在、ホンダファクトリーからの2021年参戦が明白なのは、ポル・エスパルガロだけである。

★ホンダがマルケス代役選びに時間をかけているのは、2つの要因が確定されることを待っているからだ。
1つはマルケス選手の最終的な復帰日程、もう1つはモトGPの年間スケジュールである。

★イタリア二輪レース週刊誌『Motosprint』が入手した情報によれば、数日中にマルケス選手の容態を医師が判断し、ホンダはそれをもとに今後について確定する模様。
マルケス選手の復帰日程が決まり次第、ホンダは代役をステファン・ブラドル（テストライダー）にするか、もしくはアンドレア・ドヴィツィオーゾとの交渉を進めるかを決める模様。
なお、ドヴィツィオーゾ選手は2021年のシートが確定していないため、ホンダは焦る必要はない。

★2021年のモトGP開催スケジュールは、現在決定しているものが変更になる可能性がある。
もしドヴィツィオーゾ選手を代役に起用する場合、いつまでの期間にするかを決めなければならず、もしコロナ禍の影響により開幕が延期、もしくはシーズン序盤のレースが中止となった場合、ドヴィツィオーゾ代役の契約期間内にマルケス選手が復帰可能となるかもしれない。その場合、マシン2台体制に選手3名と言う複雑な事態になってしまう。

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— Motosprint (@motosprint) January 8, 2021

（参照サイト：『Motosprint』）
（Photo：Instagram）

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