MotoGP

シュワンツ『スズキを助けたい、でも、マネージャーにはならない』

『シュワンツ:スズキを助けたい、でも、マネージャーにはならない』

★1月7日、ダヴィデ・ブリヴィオ氏が『Team SUZUKI ECSTAR』のチームマネージャーを辞職することが公表され、その後、スズキは2021年シーズンに向けて後任を置かないことを公表した。

★スズキのレジェンドライダーであるケヴィン・シュワンツは、一時、チームマネージャーの後任候補として取り沙汰されていたが、最近、次のように話した。

「私はずっと、『チャンスがあれば、できるだけスズキに手を貸したい』と言い続けてきたんですよ。まぁ、それが今だとは思いませんけどね。サハラ(佐原伸一、プロジェクトリーダー)が舵を取っていけると…ブリヴィオなり、その後任なりがいなくても、これまで獲得してきたようなことを成し遂げられると確信しているようだから。
容易ではないだろうが、しかし、サハラはこれまで多くの役職をこなし、スズキ内で色々な経験を積んできているのだから…市販機からなにから…GSXR-1000機なんかは一緒に手がけましたしね。
だから、今のチームを維持していくためにも、ビッグマシンを作り上げていくために必要なものも全て揃っているのでしょう。
まぁ、グッドラック!ってとこですよ。私は助力は申し出たが、しかし、フルタイムでやる気はないんでね。そこは確かなことだから。」

【ブリヴィオ氏のF1移籍について、どう思う?】
「ブリヴィオの気持ちは理解できますよ。『向こうには新たな挑戦が待っている。そこは別世界だろう。足を踏み入れてみたい…上手くやれるかどうか見極めてみたい…』って感じなのでしょ。絶対に成功すると思いますよ。
スズキはダヴィデとロベルト(※ダヴィデ氏の弟。スズキでロジスティクスを担当していた)を失うこととなり…2人はあのチームとスタッフ陣をまとめ上げ、物凄いことを成し遂げたわけで…スタッフの大半が残ってくれると良いんですがね。抜けるのはブリヴィオ兄弟のみってことで。
2人にお祝いを言いますよ。素晴らしいチームプレイでね。確かにタイトルを取ったのはミールだが、あの2人が結束して全てを上手くまとめ上げたわけでしょ。」

【ところで、アメリカ人ライダーであるジョー・ロバーツが、アプリリアからのモトGP昇格オファーを断っていたが…】
「モトGPのシートを獲得できるチャンスなんてそうそうないのだから、それを断るなんて…私としては、ちょっと馬鹿げてるように思いますね。
もし昇格したいと思ってるなら、できるだけ早く昇格すべきでしょ。」


(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo & Video:Instagram

スズキのブリヴィオ後任に加賀山元選手も候補に上がっていたのでは?って話は、note『スズキは誰をブリヴィオ後任にするのか?』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. POP84 より:

    近年は英国新人ライダーのキャリア潰しで定評のあるアプリリアなだけに、同じ英語圏のロバーツも色々情報を仕入れているんでしょうね。

  2. NSKはレストアの神 より:

    >モトGPのシートを獲得できるチャンスなんてそうそうないのだから、それを断るなんて…私としては、ちょっと馬鹿げてるように思いますね。
    圧倒的に戦力の劣るスクエアRGでスポット参戦しチャンスを掴み
    空白期間のあるワークスVΓで暴れまわったシュワンツが言うと重いよなあ
    NSRに乗れてたらもっと早くチャンピオンになれたのでは?の問いに
    そうは思わない、隣の芝は青く見えるもんさと言い放ったのが最高に格好良い
    また豪快なアメリカンライダーを最高峰クラスで見たいよ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP