『リンス:ブリビオ離脱を知っていても、やはりスズキと契約更改した』
★アレックス・リンス(スズキファクトリー)が2月2日付けのインタビュー記事で、次のように話した。
「元気です。好調だし、さいわい、コロナにも感染してないし。右肩も本当に良くなってきてるんですよね。
去年、ケガをする前は、却って左肩の方に問題があったんで…今は、またそんな状態になりつつあります。つまり、右肩は完治したってことなんですけどね。
とにかく、上手く調整できてますよ。上位に出て、タイトル争いをしていけると思います。去年はかなり接近できてたから、もっと上手くいくでしょう。」
【ただ、ダヴィデ・ブリヴィオ(元チームマネージャー)が離脱してしまったが…】
「本当に寂しくなってしまいますよねぇ。重要人物だったし、いつも落ち着いていて、ポジティブな雰囲気を漂わせてくれてたから。ダヴィデがいないと、ピットボックス内がどうなってしまうことか…。
多分、サハラサン(プロジェクトリーダー)が、もっと頻繁にトラックにやって来るんだと思います。まぁ、ダヴィデも何レースか、顔を出してくれるとは思うんですけどね…。」
【いつ頃、知らされたの?】
「公表の前日です。ちょうどヴァカンスの帰りで、空港から自宅へ向かう車の中でした。(ブリヴィオが)電話をくれたんですよ。
最初は冗談だと思って…信じたくなかったですねぇ。」
【もしブリヴィオ離脱をしていたら、2021/2022年の契約更改はしなかった?】
「したと思いますよ。スズキはビッグファミリーだし、居心地も良いし。」
【ブリヴィオ氏はF1業界でも活躍できそう?】
「F1は別世界だけど、問題はないんじゃないんですか。スズキチームをゼロから立ち上げた人なんだから。活躍を願ってますよ。」
【コロナ関連では、さらに何か変わっていくと思う?】
「細かい部分のみ変わるでしょうね…去年、上手く機能してなかった部分が。
僕はリスクを負わないよう、さらに気をつけていくつもりです。ただ、実のところ、2020年もリスクってあまり負わなかったんですけどね。
残念なことに、このままの状況だと、また観客なしになるでしょ。嫌なもんですよ。でも、仕方がないんですけどね。」
[ 中編に続く ]
(参照サイト:『Moto.it』)
ダッリーニャ氏は、結局、ドヴィ選手のことをどう思ってたのか?って話は、note『ドヴィツィオーゾ:ダッリーニャとの確執、ペトルッチと和解したのか?』でどうぞ!