『エスパルガロ:プーチ復帰は重要、ライダーのことが良く分かってる』
★5月14日(金)、フランスGPでポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)が、FP1で4位、FP2で4位だった。なお、FP総合も4位。
★ホンダ勢トップ。
★エスパルガロ選手のコメント。
【今回からチームマネージャーのアルベルト・プーチ氏が復帰したが…】
「僕にとって、プーチの存在は重要で…彼自身も二輪レーサーだったから、ライダーのことを…ライダーが何が必要としているのかを良く分かってくれてるんですよ。
僕は日本人スタッフとより、プーチと話してる方が色々なものを自分の中で結びつけやすいんですよね。だからと言って、メカニックやエンジニア陣のことを批判してるわけじゃないんですよ。ただ、単純に人間的なつながりが深いってだけのことで。
メカニックやエンジニア陣は数字を取り扱うことに慣れていて、ライダーに対しても1号、2号、3号って感じなんですよ。そう言うのは、けっこう制限を作ってしまうものでしょ。」
【もっと具体的に説明すると…?】
「メカニックやエンジニア陣は、マルク(マルケス)はこの地点で僕より良いハードブレーキングをしているとか、もっとアグレッシブな加速をしていると言うような言い方をするんです。
プーチだと、もっと分かりやすくて…彼とは技術レベルでの作業ができると言うか…細かい表現をしてくれるんですよ。例えば、なぜマルクの方が僕よりもパフォーマンスが良いのかとか…こっちじゃなくて、あっちのラインで走ってるからだとか、もっと早くアクセルを開いてるからだとか。」
【ところで、今日のFPセッションはどうだったの?】
「今日の出来は満足です。ヘレステストで、進むべき方向性が見つかったもんですから。あのテストでは100周回ぐらい走ったんですが、これまで抱えていた問題をカバーできるようなものが見つかったんですよ。
ここル・マンではコーナー進入の際、リアが大変だって感じがしないんですよね。それどころか、マシンの乗り心地が良くなった感じで。トラックが変わったからってことなのか、他にも理由があるのかは分かりません。でも、感触からすると良くなっているし、ある程度の自信はあります。」
【地に足をつけていると言った様子だが…】
「舞い上がりたくないんですよ。まだ金曜日だし、始まったばかりだから。もちろん、然るべき形でスタートできたって言うのは大きいですけどね。然るべき方向に作業できたわけだし。
ただ、どこのトラックでも、どんなコンディションでも高い戦闘力で行けて、初めて勝利と言えるわけであって…例えば、ムジェッロやバルセロナでどうなるかですよね。もしそこでも前進が見られるようなら、かなりのことを成し遂げたと言えるのかもしれません。」
P. Espargarò: “Importante la presenza di Puig, lui capisce i piloti”: “Per gli ingegneri giapponesi il pilota è un numero messo su una moto con tanti altri numeri. Puig mi spiega invece cosa cambia tra me e Marquez. La vera vittoria non è essere veloci… https://t.co/eHb45MqvMq pic.twitter.com/3IYFTqcd4A
— gpone.com (@gponedotcom) May 14, 2021
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Twitter)
ポル・エスパルガロが「ホンダは作業の進め方が違い…比較検証ができない」って言ってた話は、note『2021スペインGPまとめ』でどうぞ!
こんなはずじゃなかった感がじわりと出てきました
日本人とあんまり上手く行ってないんですね、
ホンダ機はオフロードバイクを達人レベルで乗れるようなスキルがないと勝てないのかも知れないと思えてきます。
ストーナーといいマルケスといいそのタイプが乗ったらめっぽう速い。
ポルの言っている事には共感を得る。日本人の語学力と言葉使いの問題。こういう言い方したら失礼だと日本人は気づかない。旅行者もビジネスマンでもそう。故に日本人はロビー活動ができない。MotoGPの世界でもそうだろう。スズキのサハラさん、あの英語力で業務上問題ないの?!
>774RRさん
ただのアンチホンダかと思ってたけど、スズキのサハラさんでも別に良いんですね。