MotoGP

グレジーニ決定、2022〜2023年はドゥカティのプライベーターに

『グレジーニ決定、2022〜2023年はドゥカティのプライベーターに』

★6月17日、グレジーニ・レーシング・チームが2022〜2023年末まで、ドゥカティとのプライベーター契約を交わしたことが公表された。

★選手はエネア・バスティアニーニとファビオ・ディ・ジャンナントニオとなる。

★ジジ・ダッリーニャ氏(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)のコメント。

「昨年の終わり頃、ファウスト(グレジーニ。今年2月に死去)と契約交渉を始めていたところだったんです。このプロジェクトを支持してくださったご家族の皆さんに、心から感謝しています。
このパートナーシップはエネアとファビオと言うしっかりとした才能の2選手と共に進めていくものであり、関わった者すべてにとって満足な結果となることでしょう。」

★後日、VR46チームとドゥカティのプライベーター契約締結が公表される予定。これにより、2022年にドゥカティは8台をモトGP参戦させることとなる。

★ドルナは1メーカーにつき1プライベートチーム保有を希望していたが叶わず、2023年末までアプリリアおよびスズキはファクトリー参戦のみとなる。

★アプリリアはグレジーニとのプライベーター契約を切望していたが、バスティアニーニ選手がマシンがアプリリアの場合は契約料100万ユーロ(約1億3150万円)を要求していた模様。なお、現在のドゥカティとの契約料は50万ユーロ以下である。

★プライベートチームがメーカーに支払うマシンリース料は、1選手につき1シーズン220万ユーロ(約2億9000万円)である。
しかし、メーカーには1プライベートチーム保有につき、ドルナより300万ユーロ(3億9400万円)の支援金が支払われるため、アプリリアはグレジーニとのプライベーター交渉の際、マシン2台分のリース料に300万ユーロと言う破格の特別価格を提示していた模様。


(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Twitter

なぜムジェッロでドゥカティ勢は苦戦していたのか?って話は、note『2021イタリアGPまとめ』でどうぞ!

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POSTED COMMENT

  1. ハンス より:

    型落ちのアプリリアか一台は最新のドゥカティならドゥカティの方が勝負権はありますからねぇ・・・
    それにバスティアニーニはドゥカティ機を上手く乗りこなせていますし。

  2. POP84 より:

    契約料+リース料ですか
    「メーカーには1プライベートチーム保有につき、ドルナより300万ユーロ(3億9400万円)の支援金が支払われる」
    は初見で興味深いですね。

  3. LN より:

    素朴な疑問なんだけど、ドカティってそんなに資金潤沢なの?日本メーカーのほうがでかいイメージあるんだけど。

  4. POP84 より:

    アウディ傘下だからそれなりにはあるよ
    その代わり親会社の人事面の介入が酷いからmotoGPの責任者が良く首になってる

  5. ドナルドT より:

    せめてVR46がヤマハなら良いのに••••
    アプはともかく、スズキはもう少し何とかすべきだな。

  6. mk3125 より:

    アウディ傘下で一応VWグループだしね。

  7. やっぱりoffが好き より:

    ドゥカティ単体でいったら大企業ってレベルじゃないでしょうね
    ヤマハだってマリンがなければ中堅企業ってとこだし
    事業規模でいったら川崎の2輪部門と同じくらいじゃない?
    後ろ盾まで考慮すれば大きいでしょうね

    知らんけど

  8. すぱおー より:

    ドゥカティはレースするために市販高級車売ってるようなもので、スクーターやらトラクターやら生産したり他業種やらを経営してる他のメーカーよりは資金繰りはしやすそうですね。まあその分売れなくなったら…の話ですが4輪のフェラーリと同じく、その心配はなさそうですからね。

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