『マルケス:4位は重要…幻を追いかけてるわけにはいかない』
★9月19日、サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP決勝戦でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が4位だった。
★マルケス選手のコメント。
「思っていたより良い出来でした…5〜7位ゴールってとこかと思ってたんで。レーズ前半はまぁまぁって感じだったけど、後半はけっこう強い走りができたんですよ…最初に身体を上手くコントロールできてたんで。」
【今回は右コーナーが多く、肩の負担が大きかったのでは…】
「今日の4位はアラゴンの2位よりも重要で…大きな意味がありますね。ただ、目標はあくまでも優勝争いをすることだし、それにはまだ遠いですね。
今日はクアルタラローやバニャイア、バスティアニーニのペースに付いて行くことができなかったんで。まずは身体の方を回復させなければと思ったし、なおかつ、うちのマシンを改善させていかないと…大きな欠点がありますから。
僕はホンダ勢トップになりたいわけじゃなく、レース優勝やタイトル争いをしたいんです。」
【今はどんな感じ?】
「厳しい時期は、現実にきちんと目を向けていかないと。幻を追いかけてないで、手の届く目標を設定するべきでしょ…でなければ、ストレスは増すばかりなのだから。
昨日、自分のパフォーマンスについて分かってきたことがあって…だからこそ、今日は満足してるんですよ。」
【今後、どう努力していくべきと…?】
「こう言う競争レベルですからね…とにかく、このまま改善していかないと。これまでのタイトルはホンダ機のおかげで取れてた時もあったし、僕のおかげの時もあったんです…僕らはチームだから。
復帰した時、マシン開発の方向性ははっきりしてなかったんですが、今は方向を変えている最中で…火曜〜水曜日のテストが重要になってくるでしょう。
2022年に向けての目標は、ホンダライダー全員がトップ10入りを目指して戦えるようにすることですね。」
【今後、クアルタラロー&バニャイア選手がタイトル争いのライバルになりそう?】
「ペッコ(バニャイア)はカタールの時から速かったけど、クアルタラローのような安定感はなかったんですよね。でも、1年でけっこう変わるものでしょ…クアルタラローなんか、去年と今年じゃ大違いじゃないですか。」
【次のオースティンはマルケス選手の得意トラックだが…】
「ただ、体調が万全でもあそこの第2セクターはキツいですからねぇ…どのレースでもそうだけど、最初から負けた気分で始めず、楽しむようにしますよ。
夏休みが明けてからの目標は、全レースでトップ5入りすることだったんですが、ここ最近は順調でしょ。」
(参照サイト:『Gpone』)
マルク・マルケスが「今、僕は普通のライダーだから…」って言ったは、『2021アラゴンGPまとめ』でどうぞ!
マルケスはなぜこの順位なのか?
(1)ホンダのマシン開発が周回遅れだから
(2)マルケスがレース勘を取り戻せていないから
(3)マルケスはまだ怪我の後遺症が残っているから
(1)は明確だろうと思う
マルケスなしの状態で一年開発が進まなかったのはしょうがないし、そもそもマルケス専用機だったわけだから
(2)はもうそんなこと言ってられないと思うけど、よく「レースを休むと取り返すのに同じだけ時間がかかる」というので、そういう意味では今年いっぱいレース勘が取り戻せないのかもしれない
(3)はどうだろう。ここが一番の問題で「肩がまだ完治していない」のなら、まあ、しょうがない。しかし手術も終わっているしリハビリも済んでいるし、これ以上なにを「治す」のか?
危惧するのは「治らない後遺症が残った」ケースだ。もちろんマルケスは最強ライダーだけど、身体のほんの一部がすべてをスポイルすることはありえる。
エンジンに例えるなら、バルブが弱くなってサージング起こすようであれば、どんな高性能エンジンでももう理想の出力を得られなくなる、みたいなことだ。
さて。
こんな状態のマルケスを「倒して」チャンプになったとしたら、クアルタラロは「王座を奪った」と言えるのかな?
まあ、楽しみは来年かな。
ロッシなきGPでも、バニャイアは強くなったしモルビデリもワークスだし、アプリリアKTMももう雑魚じゃないし、そこは楽しめそう。
あとはクソタイヤがレースを左右しなければいうことないんだが、、、。
タラレバ言ってもしょうがない。
20年のチャンピオンはミルだし、21年も正真正銘のチャンピオン。
ストーナーがいたら?ドゥーハンがいたら?
ロッシが若かったら?
無駄だね。
もし、マルケスがあのまま怪我をしていなかったとしても、
今はクアルタラロやバニャイアや他の選手の方が速いかも?しれない。
ロッシがあと20歳若かったら最速かも?しれない。
レイニーやシュワンツが今の時代にいたら、断トツで
速いかも?しれない。
ケガ以外にも色々な要因で速さは変化すると思うので
キリがないと思います。
もし今年クアルタラロがチャンピオンになれたら
自分は間違いなく「王座を奪った」と思います。
やはりまだマルクは腕の問題から完全に回復していないようですね。
ミザノ戦ではバイクをうまくコントロールできなくなってレースを諦めようと思った瞬間があって何とか落ち着いてリズムを見つけたようです。まだ抗炎症薬を服用しているしミザノ戦後の今夜は腕の症状が悪化すると思うともコメントしていますね。
リハビリと言っても色々あるわけでね
日常生活をするぐらいのリハビリなら終わってるかも知れないけど、GPマシンをしかもレースで走らせるにはたった半年やそこらでは戻らないでしょ
筋肉、関節の柔らかさなんてトレーニングマシンでも限界がありますよ
だから前倒ししてリスク承知で実戦リハビリする事を選んだのでは?
マルケスの一番の敵は過去の走りを比較されたり、外野の憶測や意見を気にせずに耐えることかもね
それでも一つ勝ってるのだから凄いヨ
>maxtuさん
まさにそれ
術後半年で戻らないものが、一年後に戻るのか?
戻ったとしてもGPマシンを走らせるに足るのか?
「後遺症」という懸念がまさにそこ
「半年では戻らないけど一年で戻る」ことがどれだけありえるのか、そんなことは誰にもわからないけど、とりあえず現状でいえるのは「まだ元通りではないと思う」っていうこと
そして「半年で戻ってないものがいつなら取り戻せるのかは誰にもわからない」っていうこと
「実はすっかり元通りなのに、ライバルが速いから追いつけない」のならなにもいうことないけどね
今季はファビオに倒されたというより、マルケス自身がリタイアを繰り返してタイトル争いから転がり落ちた印象。
とはいえ、スタイルを変える気はないと宣言しているし、それで強い走りも見せているので、また大怪我でもしない限り有力ライダーの1人でしょう。
いやまぁなぜこの順位なのかって言われてもね…
リザルトが優勝か2位かリタイアか…そうじゃなきゃマルケスじゃないってのなら
貴方のマルケスはもう戻ってこないかもしれないね
興味深いのはこれまで色々なライダーの怪我を見てきた医師ですら
横Gに耐えるための筋肉はレースでしか養うことが出来ないようだってのは分かってなかったこと
よく野球の筋肉は野球で鍛えなきゃだめだみたいなの僕は否定的だったけど
こと350km/hオーバーの世界じゃ負荷を再現できるジムのマシンは確かに無いんだろう
あと万全な状態の人間の骨はチタンプレートなんかよりもよっぽど優れているということ
ただもう前腕の筋膜は万全なライダーだろうとmotoGPマシンに人間が耐えられないので
このあたりは改善されるべき点だと思う…手術ではなく…
>「実はすっかり元通りなのに、ライバルが速いから追いつけない」のならなにもいうことないけどね
これは今年ザクセンリンクで勝ったマルケスとそのマルケスに負けたライダー
つまり参戦ライダー全員に喧嘩売ってるね…
あとそもそもチャンピオンは現在ミルなので
ファビオがチャンピオン奪う奪わないはマルケス関係ないよね
強いて言うならファビオが現在負かすべきはランキングからも間違いなくペッコ
記録も重要だけど今シーズンのレースを見よう!
>としあきさん
>あとそもそもチャンピオンは現在ミルなので
2020年チャンピオンはそうだけど、すまないけど、2020〜2021の2年は、「王者(マルケス)不在のチャンピオンシップ」だと思ってるので、いまマルケスは走ってるけど万全でないので、実質的な「王座争い」は来年かな、って感想を持ってるだけ
>つまり参戦ライダー全員に喧嘩売ってるね…
ごめん、きみが何を言ってるのかわからない
「マルケスは以前のような強い走りができないでいる」という点に異論があるっていうこと?
それとも「レースはいろんなひとが勝ったり負けたりするのが普通なんだから、1レースの結果で『追いつけない』とかいうのはナンセンス」と言いたいのかな?
だとしたら「今回のレースは」と前置きつけて聞いてもらえばいいよ
「マルケスはすっかり元通りだけど、今回のレースはライバルが速かったから追いつけなかった」
おれはそう思わないけどね
NSさん
マルク・マルケスの現在の状況を作ってしまった原因はマルク・マルケス自身にある訳だし、2020年も2021年も、そして2022年も最もポイントを稼いだライダーがチャンピオンな訳で「マルク・マルケスが不在だったから」とか「マルク・マルケスが本調子で無かったから」なんて枕言葉はミルと今年のチャンピオンに対して失礼だよ。
ns氏の論法に従って、マルケスに関して凄〜く穿った見方をするならば、
2013/14年はシームレスミッション(チートメカ)HRC独占使用状態、
2015年は下り坂の30代男二人に惨敗、
以降も、ロレンソは2015年の分断工作でヤマハから隔離成功、後は年々衰えるロッシと安定しないビニャ相手、
最大ライバルのドビィもロレンソと同世代のご年配だしドカは年々内輪揉めで自滅。
そう考えるとマルケスの功績ってドゥーハンの一人旅と同程度、とも言える訳だが。
件の怪我にしても、バイク開発失敗&クァに焦って牽制失敗自爆の挙句5連覇を諦め切れず怪我悪化、少なくとも不慮の事故では無いよね。
>ごめん、きみが何を言ってるのかわからない
単純にあなたが今回のレースだけでものを言ってるのと
僕はザクセンリンク含め今季全体の話をしていたので噛み合わなかっただけだね
僕のコメントはいっさい気にしないでください
nsさんが懸念されている事もわかるけど、元通りに戻らなくてもスタイルを変えて速くなる可能性もありますよ
ミックなんかは足首が治らないから手元に切り替えて自分の怪我にアジャストしたりね
なんにせよ後遺症のような類は時期尚早だと思います
おもしろいこと言ってる人が居ますねw
ケガをしたのはマルケス自身の責任なので、
それも全部含めて、この2年間は
チャンピオンになる能力がなかった。
ただそれだけの話です。
マルケスがどうのこうの全く関係ないです。
決められたレースで一番多くポイントを取った人が
正真正銘のチャンピオンです。
怪我をしたのはマルケス自身の責任ではないです。。
後ろからマシンが、腕に前輪タイヤがぶつかりに来るなんて予想出来ない、交通事故のようなものでした。
今年は少しずつでも良い走りが出来るようにはなっていますが怪我の無かった時期に比べれば去年から苦しい状況でしょう。
まだ細かい動作も出来なくて厳しい状況かもしれません。
感覚的、勘的なものというか?
バイクも他のメーカーに比べれば、まだ苦しい状況でもありますね。