『バスティアニーニ:前方スタートなら優勝争いができた』
★9月19日、サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP決勝戦でエネア・バスティアニーニシ(ドゥカティ・アヴィンティア、ルーキー)が3位だった。
★モトGPクラスでの初表彰台である。
★バスティアニーニ選手のコメント。
「出来る限りの結果を出そうと、皆で懸命に努力しました。取れると思って取った表彰台ではなくって…とにかく、何が何でも取りたかったんです。
レース中盤はかなり強い走りをしていたんで、ミラーを抜いた時は優勝も頭をかすめたけど、バニャイアとクアルタラローからあまりにも遠くって…3位で満足しました。
今も言ったように、レース中盤では超速だったんですが、後方スタートだったから…グリッド12位スタートでは楽ではなくって…。予選でもう少し上位だったら、優勝争いができてたんですけどねぇ。でも、3位は凄いリザルトだから。
リンスやミラー、マルケスみたいな選手を抜くなんて信じられないようなことだし、しかも、それを2019年版マシンでやったんだし…あっ、でも、馬力は凄いマシンなんですけどね。」
【表彰台を取れると思っていなかったと言ったが…レースでは何が変わったの?】
「ウォームアップの時、リズムは悪くなかったんですが、表彰台争いができるほどの戦闘力ではなかったんです。
ところが、レースではブレーキングとコーナー立ち上がりでテキパキ動くことができて…多分、その辺が鍵になってくれたんだと思います。オーバーテイクが何回か成功したもんだから、力が湧いてきました。」
【こう言うレースを終えると、ルーキーならかなりのことを学習したのでは?】
「そうですね。今回もアラゴンも、自分のライディングスタイルをマシンに上手く合わせていけたんで、気持ちが落ち着いてきて、いつもよりは楽に強い走りができてたんです。自分自身に集中できたんですよね。
モトGPとはモト2ではマシンが違い、すんなり飲み込めないんですが、リアクションが分かってくると全てが楽になってくるんですよ。
もちろん、まだまだ限界点は多いんですが、各GPごとに自分のできることがどんどん分かっていってますね。」
【ご両親がこの放送を観ていると思うが…】
「これまで全てにおいて僕を支えてくれ、感謝しています。今回の表彰台は、本当にもう他にはない感動ですね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
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前戦辺りから急に上位に普通に顔を出すようになったのはエンジンが今季型にアップデートされたからなのかな?
来季からは名門グレッシーニでファクトリーと同じ仕様のマシンに乗れるので期待大ですねぇ。
それにしてもドゥカティはバニャイア、マルティン、バスティアニーニと有望な若手がきちんと結果を出すのは凄いですね。
マシンも乗りやすいんでしょうね。ドゥカティの6人のライダーの内5人が表彰台をゲットしているんですから。
MotoGPマシンに慣れてきて 本領発揮か?
ドゥカティも期待を込めて”モデファイ”
してきたのかも。
ペッコの覚醒。マルティン・バスティアニーニ
2人のルーキーの活躍。素晴らしいね。
ミラーとザルコも うかうか出来ないよ。