『フェルナンデス:モト3時代、けっこう鬱状態になってしまい…』
★今シーズンのモト2クラスでは、チーム『Red Bull KTM Ajo』のレミー・ガードナー(23才、ワイン・ガードナー長男)と、ラウル・フェルナンデス(20才、ルーキー)がタイトルを争っている。
★10月3日、アメリカズGPのモト2決勝戦ではスタート直後から両選手が首位争いを始めたものの、第6ラップでガードナー選手が転倒し、結局、フェルナンデス選手が優勝した。
★現在、両選手の獲得ポイントは以下のとおり。
首位ガードナー(271ポイント)
2位フェルナンデス(262ポイント)
★なお、来年、両選手ともにKTMテック3チームよりモトGP参戦する。
★最近、フェルナンデス選手がスペイン『DAZN』のインタビューで、次のように話した。
「(モト3参戦をしていた)2017年と2019年は、楽しめなくなってしまったんですよ。
2019年はかなり深刻なうつ状態になってしまい、ヴァレンシア最終戦では『僕の人生、これから何をやっていけばいいんだろう…』って思ってました。かなり厳しい時期でしたね。
(当時、所属していた)アスパーは悪いチームではないけれど、なんだか僕は居心地がイマイチで…。なにか変化を必要としてたのに、チームには分かってもらえなかったんですよ。」
【今年から、『KTM Ajo』チームよりモト2参戦し始めて…】
「アキ・アジョ(チームマネージャー)とチームの皆に、とことんサポートしてもらいました。
(2019年の)セパン決勝戦の直後に契約して…家族の一員になったって気持ちになれたし、またオートバイに乗って楽しいって思えるようになったんです。」
【KTM機でのモトGP昇格については?】
「子供の頃からKTMのマシンに乗っているし、来年はモトGP昇格と言う夢が叶うわけだから…ものすごくワクワクしてますよ。」
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram)
モトGPクラスのKTM不調の原因については、『サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPまとめ』でどうぞ!
ルーキーとは思えない走り。
ガードナーとのポイント差も縮まって、残りのレースも楽しみ!