『ソフォーグル、オンジュ処罰に反対:スケープゴート探しが行われている!』
★10月3日、アメリカズGPのモト3決勝戦で、デニス・オンジュが多重クラッシュを引き起こし、2GP失格処分となった。
★オンジュ選手が直線コースで走行ラインを急に変えたため、すぐ横を走っていたジェレミー・アルコバが避けきれずに接触転倒し、そのマシンが後続していたアンドレア・ミーニョ&ペドロ・アルコバ選手に衝突して、2人とも転倒した。さいわい、誰も深刻なケガは負わなかった。
★オンジュ選手を始め、双子の兄弟ジャン選手やSBKで活躍中のトプラク・ラズガットリオグル、また、バアティン・ソフォーグル(ケナン弟)などのトルコ人ライダーのライディングがアグレッシブ過ぎることで、最近、議論の的となっている。
★なお、危険視されているトルコ人ライダーらは、すべてケナン・ソフォーグル元選手の教え子であり、現在、マネージングも務めている。
★ミシェル・ファブリツィオ(プロ二輪レーサー。今年9月に引退を表明)が「YouTubeを見れば分かるが、トルコ人ライダーはとんでもないトレーニングをしている」と指摘している通り、『ソフォーグル・スクール』では2輪vsゴーカートでの特訓などが行われており、接触やアクロバット的な走行は日常茶飯事である。
★最近、ケナン・ソフォーグル氏が『Speedweek』のインタビューで、次のように話した。
「うちはアグレッシブな走りを目指してトレーニングしてるんですよ。モータースポーツには重要なポイントですからね…『どうぞどうぞ、こちらにお座り下さい』なんて、誰もご丁寧に言ってはくれないんだから。
四輪レースだって、そうじゃないですか…最近のルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの接触なんて一目瞭然でしょ。
私は『迷いながら走るな』と教えてるんですが、ただ、それなりに接触は避けるようにと言ってはいますよ。」
【デニス・オンジュの2GP失格処分については?】
「妥当だとは思ってません。モト3やスーパースポーツ300と言うのは似たようなタイプのレースであり、スリップストリームが重要になっているんですよ。
オースティンでオンジュが遭遇したようなオーバーテイクはこれまで何百回と見てきたが、処分が科せられたことなんてないじゃないですか。
私が思うに、ディーン・ベルタ・ヴィニャーレスの事故が大きく影響してるのでしょう…もちろん、私だって、あの事故のことは心から残念に思ってますけどね。
ただ、現在、『スケープゴート探し』が行われていることは絶対だと思うんですよ。
スリップストリームの利用を制限したら、絶対に勝つことなんてできないでしょ。私が思うに、昨今のライダーは不平不満が多すぎるんじゃないんでしょうかね…。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
オンジュ多重クラッシュまとめは、『無料note』でどうぞ!
(2024/11/21 11:36:47時点 Amazon調べ-詳細)
少しは弟子達叱って欲しいと思ったが、ぶつかり抜いてく方針で教えてるから怒れないのか
言いたいことはまぁ少しは分かる
走行ラインじゃなくて起こった事故の大きさ&ディーンの事故の後だったからこそのペナルティじゃないのってことでしょう
あれが例えばオンジュ一人のただの自滅で終わってたら
同様のペナルティにならなかったんじゃないかと僕は思う…
そうなると同じ行為でも事故の結果でペナルティが変わってきちゃうからね
そこが納得いかないんだろう
いろんな意見が出るのが健全。世界中がオンジュを吊るし上げるのは怖い。モトGPクラスだって、ザルコのスリップの使い方で深刻なクラッシュを何度も引き起こしてますね。ってかファブリツィオ懐かしい、忘れてるうちに引退したのね。
オンジュの場合は、前の選手を抜き切らないままライン変更をしたのが問題な気がしますがね。アグレッシブな走りとかとはまた違う話だと思います。
プロなら抜き切ったかどうかくらい分かると思うんですけどね。ちゃんと教育されなかったのかな?
トプラックのアグレッシブな走りとオンジュの危険な走りは違う。
ポルトガルでのトプラックvsレイはお互いアグレッシブなナイスファイトだけど、アメリカでのオンジュは無理な進路変更だからあれはペナルティーや。
素人が言うのもナンですけど、カートと一緒に走るトレーニングってどんな効果があるんでしょうね。4輪の方がコーナーリングスピードが速いから、その訓練なんでしょうか。幅が広い分、2輪に危険なトレーニングにしか見えないですね。