MotoGP

『WithU Yamaha RNF』お金の話:新体制ヤマハ・プライベーター

『『WithU Yamaha RNF』お金の話:新体制ヤマハ・プライベーター』

★ラズラン・ラザリ氏が率いるヤマハ・プライベートチームは2021年末にメインスポンサー『ペトロナス』が撤退することとなり、2022年より新体制『WithU Yamaha RNF』としてモトGP参戦をする。

★同チームの新メインスポンサーはミラノを拠点とするエネルギー供給会社『WithU』で、1年契約を交わしている。なお、同チームはヤマハとも1年契約である。
『WithU』の投資額は500万ユーロ弱(約6億4500万円)でペトロナスには敵わないものの、世界的な経済状況を思えば、有り難い額だと言える。

★『ペトロナス』がスポンサードしていた3年間、同チームは1年間にモトGP/モト2/モト3クラス参戦に1800万ユーロ(約23億2300万円)を費やしていた。

★ラザリチームマネージャーは今夏、『ペトロナス』撤退が決定した時点で、2022年のモト2/モト3クラス撤退を決め、モトGPのみに集中することとし、『WithU』とのスポンサー契約は短期間で合意に達した。

★選手はベテランのアンドレア・ドヴィツィオーゾと、ルーキーのダリン・ビンダーである。

★通常、プライベートチームの予算は1200〜1300万ユーロ(15億4900万〜16億7800万円)と言われており、ドヴィツィオーゾ選手の契約額はヤマハが支払うこととなっている。
なお、新スポンサー『WithU』はドヴィツィオーゾ選手を大変気に入っており、同選手の好リザルトに大きな期待がかかっている。

★ドヴィツィオーゾ選手は先のヘレステストで2022年版マシンを使用し、これまでの2019年版と比べ、おおいに満足しつつ、ヤマハに対してはリアグリップの改善を要請していた。

★なお、『ペトロナス』は同世界選手権から完全撤退するわけではなく、パドック内での契約はいくつか継続していくため、いずれ、どこかのチームスポンサーとして復帰する可能性はある。


(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo & Video:Instagram

ドヴィツィオーゾ、ヤマハ機の壁は予想以上に大きかった……って話は、『アルガルヴェGPまとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. aaa より:

    最近ずっと、画面表示が半分くらいに切れてしまっております。
    他の方も起きているようなので、私のPCの設定ではなさそうです。
    キリコさん、確認していただけますか?

  2. でんでん より:

    うーむ。プライベーターでそんな膨大な金かかるのかぁ
    そりゃースズキもプライベーター探しに苦労する訳だなぁ
    マシンとエンジン供給ってなると、そのチームの要求も聞かなきゃならなくなるわけだし

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