『ポンシャラル:ペトルッチは爪痕を残すことができなかった…』
★モトGP2021年シーズン、ダニーロ・ペトルッチ(31才)はKTMテック3チームから参戦し、トップ10内を3回獲得し(ベストリザルトは5位)、総合21位(37ポイント)だった。
★チームメイトだったイケル・レクオナ(21才)は、トップ10内を3回獲得し(ベストリザルトは6位)、総合20位(39ポイント)だった。
★両選手とも2021年夏頃に同チームからの放出が決定し、2022年に向けて後任にレミー・ガードナー&ラウル・フェルナンデス(モト2総合首位&2位)が据えられた。
★2021年のKTM機は他メーカー機ほど改善されず、また、ペトルッチ&レクオナ両選手はろくにチャンスが与えられずに放出されることに不満を抱いていた。
★なお、2022年はペトルッチ選手は1月にダカールレースに参戦し、それ以降はアメリカの二輪レース参戦の可能性がある。一方、レクオナ選手はホンダ機でSBK参戦する。
★最近、KTMテック3のエルヴェー・ポンシャラル氏(チームマネージャー)が、『Autohebdo』のインタビューで次のように話した。
「2020年のKTMは、ポルティマオ最終戦を優勝で締めくくり…2021年シーズンがこんなに大変なものになるとは、誰も思ってもいませんでした。
ダニーロ(ペトルッチ)はマシン乗り換えと言うことでKTM機に慣れる必要があったとは言え、なんの爪痕も残すことができませんでしたね。
当初より本人は『もう若くもないし、上背も体重もあるから余計に大変だ…』と言っていたんですが…。
実際、新世代ライダー人のライディングを吸収するのに苦戦し、あの体格もプラスには働きませんでしたね。」
【レクオナ選手については?】
「(2020年の)ルーキー年より大きく前進すべきはずが、各種理由からそうはなりませんでした。FPセッションでは何度か興味深い走りを見せていたが、レースでは具体的な結果を出せず、常に苦戦していました。
イケルが才能豊かな良いライダーだと言う考えに変わりはないが、シーズン中盤でガードナー&フェルナンデス組を選ばなければならないこととなり…結局、KTM幹部がそちらを選択したと言うわけです。」
BILANCIO – E' stato un 2021 molto deludente per KTM Tech3. Il boss Hervè Poncharal boccia Danilo Petrucci e Iker Lecuona: il giudizio è sferzante. #Corsedimoto #KTM #DaniloPetrucci #MotoGP #IkerLecuonahttps://t.co/Wph45nAPFM
— corsedimoto (@corsedimoto) December 20, 2021
(参照サイト:『Corse di moto』)
ガードナーはチャンピオンに相応しくないのか?…って話は、『2021ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
そもそもKTMにフィットしなさそうなペトルッチとなぜ契約した?だけどね
だから1年というお試し契約だったんだろうけど