『2022 カタール モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★3月6日(日)、カタールGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★トップ4に4メーカーが並んだ(ドゥカティ、KTM、ホンダ、アプリリア)。
★素晴らしいとまでは言えないが激しいレースで、評価としては10点満点の8点(ザマーニ評)。
★3クラスともイタリア人選手が優勝するのは1996年以来(※セパン戦で125ccがステファノ・ペルジーニ、250ccがマックス・ビアッジ、500ccがルーカ・カダローラ)。
★首位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ)。同クラス初優勝。第1ラップ終盤は5位、第6ラップで4位、第7ラップで3位、第8ラップで2位、第18ラップで首位。
首位に立って当初は後続と1.1秒差、最後は後続(兄ビンダー)と0.346秒差。
型落ち機を使用(2021年版。なお、今のところ、まだ2022年版の方が劣っている。2021年版は昨年ラスト6戦で4勝し、最終戦では表彰台を独占している)。
チーフメカニック(アルベルト・ジーリブオーナ。以前はドヴィ担当)によれば、グリッドでリアタイヤをソフトからミディアムに履き替えたが勝因とのこと。
バスティアニーニ選手のコメント。
「今日の勝利はファウスト(グレジーニ。故チームマネージャー)に捧げます。空の上からプッシュしてくれてたんで。」
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは17位(ルーキー)。
※ドゥカティファクトリーは両選手ともリタイヤ。
ジャック・ミラーは電気系統故障。
フランチェスコ・バニャイアはグリッド9位からの劣悪スタートで15位まで順位を下げ、9位まで追い上げたものの第12ラップの第1コーナーでマルティン選手を抜こうと度を越した操縦をし、フロントが切れ込んで転倒リタイヤ。
★2位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。予選では好調だったが(7位)、レース結果はサプライズ。首位バスティアニーニ選手を一度も攻めることはできず。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは転倒リタイヤ。
★3位ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)。
チームメイトのマルク・マルケスは5位。滅多にないことだが、今回は終始、チームメイトより下位だった。
★4位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。サプライズ。昨日はそれほど好調ではなかった。弟とは0.891秒差。もしかしたら、本当にこれまで過小評価されすぎてたのかもしれない。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは12位。
★6位ジョアン・ミール(スズキファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは7位。
※土曜FP3までは、両選手とも優勝候補だった。
★8位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)。
チームメイトのホルヘ・マルティンはバニャイア転倒に巻き込まれ、リタイヤ。
★9位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、現チャンピオン)。マシンの馬力不足に屈する。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは11位。
★10位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・マルケスは転倒リタイヤ。
★13位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46)。叔父になったばかり。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは転倒リタイヤ(ルーキー)。
★14位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF)。
チームメイトのダリン・ビンダーは16位(ルーキー)。
★15位レミー・ガードナー(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは18位(ルーキー、最下位)。
『2022 カタールGP モトGP 決勝リザルト』
『2022 カタールGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
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バスティアニーニ初優勝おめでとう。
ホンダも2台とも速くなって今シーズンは期待できますね。
KTMとアプリリアも速そうだしスズキも戦闘力高そう。
ドゥカティの新車が揃いも揃ってスタート失敗しているのは気になりました。
ヤマハは・・・・クアルタラロを引き留めることが出来るのか?
素晴らしいレース運び、エネアさんおめでとう!!!
ファウスト御大も喜んでいる事でしょう。
ウルトラ警備隊にしか見えない車体とスーツ、これからも応援します!
バスティアニーニ、ビンダー、ポルとポディウムの面子が新鮮
天候が荒れてフラッグ・トゥ・フラッグになったわけでも無く、ワークス勢が次々にリタイアした訳でもないのだから価値があるよね
勝ち馬に乗ったグレシーニチーム、バスティアニーニは旋風を起こしそう
おめでとう
3クラスともイタリア人が勝ちましたね。MotoGPもペッコが勝ってVR46が3クラス制覇ってのを一瞬期待しましたが。。。ドカティもヤマハもファクトリーチームの仕上がりが心配ですね~。
良いレースやった
タイヤデータも含みでセッティング出来上がってる旧型の強みが出たけど今後ワークスももちろん速くなるだろうし誰が勝つかわからない楽しみなシーズンになりそうだ
しかしアプリリアまであんな結果出しててヤマハ…ペルナット氏が「今期最弱のマシンはヤマハですよ、チャンピオンマシンなのにね。同じエンジン形式のスズキにもパワーで差をつけられてね」とか言いそうだ
>ウルトラ警備隊にしか見えない車体とスーツ
あ、これ思ってたの私だけじゃなかったんだ笑
バスティアニーニは堂々とした走りっぷりだったね
初優勝本当におめでとう
最終戦を制したマシンが開幕戦でも優勝ってのは21型の完成度を感じさせちゃうね
ビンダー兄は申し訳ないけど全く予想してなかった
こちらもおめでとう
去年はやっぱりサーキットごとのばらつきがすごかったので
なんとかなくなるといいな
ポル惜しかったね
やっぱり抜かれたときのオーバーランが悔やまれる
KTMのときもそうだけど抜かれたとき反応しすぎちゃうね
初優勝すれば落ち着くと思う…
バニャイア…
さあ、このヤマハの体たらくを見てバイクは馬力じゃなくて総合力だ、ハンドリングだと力説しておられたヤマハ信者さん方は何と仰るでしょうね?
ホンダが予想以上に粘った。バニャイヤ痛いねー
ヤマハは厳しい。まだまだこれからだ。
ヤマハに限らず、総合力が高くなくては最高峰では勝てませんよね。
バスティアもトップスピードだけで勝ったわけではないし。
今回のヤマハはそれが足りなかっただけ。年間続く可能性もありますが。。。
ヤマハは完全に遅いし新マテリアルも無いから厳しそうだなぁ…総合力なんて…スピードも含めての総合力なんだから、もうヤマハに総合力は無いのでは?
スズキが良い感じで、あのストレートのスピードには感動した!
YAMAHAはまだここがクソ苦手という(ビニャーレス去年速かったが)のがあるから…
それにしてもヤバい方のビンダー()は最下位争いでも相変わらずのライディングだったようで、ますますYAMAHAがヒールになりそう
ロサイルは去年もマーベリックとファビオで1勝ずつ、ロッシやロレンソも何度も勝利したヤマハと相性の悪くないトラックだったんですが、そこで今回の結果からすると、さらに苦手のCOTYではどうなるやら…