『バニャイア:僕はテストライダーではなく、勝つために参戦している』
★3月6日、カタールGP決勝でフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が転倒リタイヤとなった。
★グリッド9位からの劣悪スタートで15位まで順位を下げ、9位まで追い上げたものの、第12ラップの第1コーナーでマルティン選手を抜こうとした際、フロントが切れ込んでしまった。
★レース後は珍しく、ドゥカティ側に対する不満をぶちまけていた。
★バニャイア選手のコメント。
「ここ何ヶ月間か、作業を多すぎるんですよ。僕は正規選手であって、テストライダーではないんですから。
とにかく、マテリアルのテストばかりで…セパンテストから土曜日のFP3までずっと、セッション毎に違うマシンで走らなければならなかったんです。
FP4以降は同じマシンで走ることができたんで、やっと速い走りができるようになったんです。ただ、レースに向けて、電制システムを調整仕切ることができず…。
実のところ、ここしばらく、マシン開発に集中しすぎなんですよ。」
【セッションの度にマシンが変わると大変なの?】
「セッション2回連続で同じマシンに乗るってことは、僕にとっては重要なことで…僕はデリケートなタイプなんで、ライディングスタイルに集中したい方なんですよ。でも、とにかく、それができないんです。
マシンに合わせていくことができないんですよ。
今日、優勝していたバスティアニーニと僕の違いは…バスティアニーニがタンクに燃料が入れられるのを待ってる間、僕はセッション毎に違うマシンに乗り換えなければならなかったってことです。
もちろん、彼は本当に優秀なライダーだし、今回の優勝を低く見る気はまったくないんですが…でも、2021年版がどんなマシンかは良く知ってますから。」
【転倒する直前のブレーキングは、ちょっとやり過ぎてしまったの?】
「そう言うことはありません。マルティンが僕より1周0.4秒遅かったんですが、ただ、僕の方は直線コースで抜けずにいたんですよ。ちょうど、ヤマハ選手らがマシンで苦戦してるみたいになってしまって。何がどうなってしまったのか突き止めないと。
ブレーキングでやり過ぎてしまったと言うことはないです。ちょっと強めだったことは確かだけど、でも、やり過ぎたと言うほどではなく…フロントが切れ込んでしまったんです。
とにかく、度を越したオーバーテイクだったわけではなく、単純に上手くいかなかっただけです。また、頑張ります。
プラマックやマルティン、それからドゥカティの皆さんには申し訳ないことをしてしまいました。
とにかく、前に目を向けて進んでいくことにします。」
【今回の冬期テストは計5日間で、そのうち3日間は新サーキットだったわけで…ドゥカティは新マシンの開発期間を見誤ってしまったのだと思う?】
「いいえ、そう言うミスをしたわけではないです。新マテリアルは試さなければならないものなんですから。
確かに2022年版マシンはこれまでのに似てはいるけど、でも、まったく同じではないんですよ。でも、FP4では進むべき道が見つかったし、他のドゥカティ選手にとっても朗報だと思いますよ。
ただ、レースウィークエンドにこう言う作業をするのは避けていきたいんですよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
ドゥカティ2021年版は好調マシンだったのに、さらに手を入れる必要があったのか?って話は、note『2022 セパン&マンダリカテストまとめ』でどうぞ!
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ペッコが不満とは、、
ドカの悪い所がこのタイミングで出てきてしまったようですね。
ドゥカティが少し前のHONDA状態になってる感じですかね?各ライダーのコメントとか見ると
序盤戦、とくにカタールでは型落ちのサテライトのマシンが活躍するのはしかたないのかも。。。
ヨーロッパラウンド始まるまでに新型の利点が発揮できるといいですね~。
気負いすぎじゃないかな
>序盤戦、とくにカタールでは型落ちのサテライトのマシンが活躍するのはしかたないのかも。。。
これまさにそのとおりでファクトリーライダーだから序盤は開発しながら徐々に完成度上げていけばいいのに
逆に自分の思う通りに開発してくれない!とファビオなんかは困ってるわけで
愚痴っちゃったね〜
その変わりに新しいパーツや要望を聞いて改善してくれるわけで
サテライトライダーから見れば贅沢言うなよ!ってな感じ
まだまだ若い
f1の民にいわせると、俺たち現象発生ってとこですな。
それをどちらもこなすのがファクトリーライダーだと思う。
嫌ならその席誰かに譲ってあげたらたぶんとっても喜ぶよ。
ぺっこちゃまは器用貧乏ってことですね ジジの作戦を信用してる。
ちょっと前までマシンべた褒めだっただけに笑えるな(笑
ドカからチャンピオンは早速黄色信号点灯かな?