『ミラー:僕としてはファクトリーでもプラマックでも、どっちでも良い』
★今シーズン、4戦が終わった現在、ジャック・ミラー(27才)のここまでのリザルトはリタイヤ/4位/14位/3位(現在、総合7位)と好不調にムラがあり、2023年に向けてドゥカティファクトリーと契約更改するのは難しい模様である。
★ドゥカティのプライベート選手であるホルヘ・マルティン(プラマック、24才、総合10位)およびエネア・バスティアニーニ(グレジーニ、24才、総合首位)が、現在、ミラー選手の後任の座を狙っている。
★ミラー選手が自身の去就に関し、最近、次のように話した。
【今年のタイトル争いについては?】
「チャンピオンシップの行方は何も決まってないし、決まるまでにはまだ時間がかかりますからねぇ…この先、まだ17戦もあるんだから。
何が起きても不思議はないでしょ…ここまで4戦の表彰台に上がった選手を数えたなら、僕は10番目なわけで。これには大きな意味があって…つまり、今年のタイトル争いの行方は、まだ全然決まってないってことですよ。」
【現在、エネア・バスティアニーニがドゥカティ機2021年版でもって、既に2勝あげているが…なにか秘訣があると思う?】
「それが分かれば、真似してますよ。
レースでエネアに抜かれた時、あのライディングスタイルには惚れ惚れしましたけどね。マシンの中央に身体を据え、頭を少しイン側に傾けて、とにかく落ち着いて集中しまくってるんですよ。
まぁ、確かに小柄な選手だから、直線コースでは最速だけどねぇ。軽量級だから、すばやい方向転換なんかは有利でしょ。プラス10kgの体重で身体を上下に動かしてる方は、確かに大変だから。」
【2022年版と2021年版のドゥカティ機は、どの辺が違うの?】
「2022年版の方が劣ってるとは思わないし、少しづつ2021年版に近づいていってますからね。とにかく、2021年版の方が速いとは思ってないんで。」
【2023年に向け、貴方の去就については?】
「僕はレースに参戦するために、ここに居るんであって…レースが好きなんですよ。(ドゥカティ)グループは素晴らしいし、居心地が良いんですよね。
とにかく、今はチャンピオンシップの方だけに集中して、好リザルトを狙っていきますよ。」
【プラマックチームに戻る可能性もあるの?】
「まぁ、僕としては大きな違いはないだろうけど。
好きな所で夢を叶えてるんだし、マシンは同じ部品から作られてるんだから。
とにかく、こっちとしては何ら違いはありませんよ。」
JACK MILLER J si congratula con Enea Bastianini dopo la vittoria MotoGP in Texas. L'australiano pronto a tornare in Ducati Pramac.#Corsedimoto #JackMiller #Ducati #MotoGPhttps://t.co/y5WpDOl2Zj
— corsedimoto (@corsedimoto) April 12, 2022
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ミラーはバニャイアよりも上位になれたはずって話は、note『2022 アルゼンチンGPまとめ』でどうぞ!
意地張らないと言うか、既に白旗と言うか。
潔過ぎるなぁ。
ま、でもブライベーターの方が性に合ってるっていう人もいるだろうな。
マシンが同じならほんとどっちでもありかも。
ミラーは正直だよね。
政治的な発言はないし。
ただレース展開とか、もう少しずる賢くなれば結果も上がってくると、いつも思う。