『2022ポルトガルGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★4月22日(金)、ポルトガルGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★予報通り、雨となった。気温は約15度。路面にグリップは高そうで、ウェットの時は特に高いように思われるが、転倒は多発している。ウェットタイヤでの走行時は仕方がない。
★首位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。最もコンスタントで、ウェットでの同コースは走りやすそう。昨日からやる気満々だった。
チームメイトのポル・エスパルガロは17位。
★2位ジョアン・ミール(スズキファクトリー、+0.365)。
チームメイトのアレックス・リンスは20位。スッポマネージャーによれば、「マシンの上で身体が縮こまっている」と。
★3位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、ルーキー、+0.470)。サプライズ。セッション序盤から上位にいた。先日、本人が「雨になるようなら、インドネシアのウェットレースで掴んだ変更を試してみる」とコメントしていたので、それが上手くいっている模様。本人の操縦も上手いが、とにかく学習の進み具合が早い。
チームメイトのルーカ・マリーニは20位(ロッシ異父弟)。終盤、スリップ転倒。
★4位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは7位。
★5位ミゲル・オリヴェイラ(KTMファクトリー)。ホームレース。KTM勢トップ。終始、コンスタントだった。
チームメイトのブラッド・ビンダーは11位。やや苦戦気味。
★6位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。どんどんアプリリア機に馴染んでいる模様で、ウェットでも好調。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは16位。もともとウェットは嫌い。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは25位(最下位)。
★8位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは9位。終盤に転倒し、同じマシンで再スタートした。
※ドゥカティ機のウェットでの戦闘力が高いことを証明している。ただし、ベッツェッキ以外は第4セクターに難あり。
★10位アレックス・マルケス(ホンダLCR)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは15位。
★13位レミー・ガードナー(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは21位(ルーキー)。
★14位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ)。相変わらずウェットが苦手。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは23位(ルーキー)。
★18位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。ヤマハ勢トップ。インドネシアのウェットレースでは2位だったが、今回はグリップが足りない模様。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは19位。
※ヤマハ機のパフォーマンスに関しては、今回は悪い意味でのサプライズ。マイオ・メレガッリ氏(スポーツディレクター)はヤマハ機に限界があることは覚悟していたものの、ウェットコンディションは助けになってくれるだろうと期待していた。
★22位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF)。
チームメイトのダリン・ビンダーは24位(ルーキー)。
『2022 ポルトガルGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
また雨ですねー FP3までは微妙な感じ。
それ以降は晴れそうだけど、
雨を克服したわけではなかったクアルタラロは厳しそうだ。
ヨーロッパの中でも晴れることで有名な場所らしいけど。。
今年のヤマハは伸び代ないんかねえ
ウェット得意だと、やっぱりライディングが巧いんだよな。マルクは最たるものですが、ザルコ!巧さが優勝には唯一運が無いと思える。バックフリップも久しいが、難しいもんですね。