『ミール:ミラーだって、わざとやったわけじゃない』
★4月24日、ポルトガルGP決勝戦でジョアン・ミール(スズキファクトリー、24才)がグリッド2位からスタートしたが、ジャック・ミラーの転倒に巻き込まれてリタイヤした。
★ミール選手は好ペースが出ていたので、好リザルトが期待できる状況だった。
★昨シーズンは2戦(ミザノ、オースティン)において、ミラー選手がミール選手のアグレッシブすぎる走りを批判していたが、今回はミラー選手の方から謝罪していた。
★ミール選手のコメント。
【今日のレースについては?】
「今日の戦闘力は高かったですからねぇ…とにかく、そこが重要なわけで…。
スタート後、何周か目からフロントタイヤの調子が落ちてきて…マシンがけっこう暴れ出したんですよ。もう、限界ギリギリって状態でした。
残念ですよ…今週末は最初から好調で、レース本番では好スタートが切れたのに…勝負に出られるカードはすべて揃ってたんですけどねぇ。そうしたら、なにかがおかしくなってしまって…。」
【そして、転倒事故が本当に残念だったが…】
「その件については…ああ言うこは起きるものだから。僕だって、2回ほど同じようなミスをしてたし。
もちろん、ジャックだってわざとやったわけじゃないんだし、単純にハードブレーキングで抜こうとしただけで…ただ、スペースがない所だったって話でしょ。
僕がやってしまった時は、強くブレーキをかけすぎてしまったからなんですが…とにかく、気持ちは分かるんで。」
【フロントタイヤのフィーリングが落ちてしまったのは、セッティングのための時間が足りなかったからなの?】
「そうですね。おそらく、原因はそこでしょう。皆、同じ条件とは言え、もっと色々なことを試し、ベストな状態に仕上げるには時間が足りなかったんですよ。それで、レース本番でこう言う問題が出てきてしまったんです。
思い通りのプッシュもできない状態だったし、ここのコースで僕が得意な地点をフル活用することもできませんでした。
サバイバルレースって感じになってしまい…あの転倒事故がなかったとしても、別のタイミングで転倒してた可能性もあるでしょうね…とにかく、フロントが限界ギリギリだったから。」
【今日は何か学べた?】
「いや、今日はなにもないですねぇ(笑)。チームの方は今日のデータを使って、今後、同じことが起きないようにするでしょうけどね。
今日の僕は、本当に期待が大きかったんですよ。本当にがっかりしています。
今朝、起きた時は『好リザルトが取れるぞ!』って思ってたのに、そうはならなかったんだから。」
【ファビオ・クアルタラロー優勝については?】
「今日、素晴らしいレースをしてましたよ。ペースも凄かったし、実に良い仕事をしてましたね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Moto.it』)
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ミルは本当に良い人だ。人柄も世界チャンピオンの器。
転倒は本当に残念だったけど、今年のスズキならまたチャンピオン狙えるしファビオ、アレイシ達とシーズンを盛り上げてほしい
さすが、ワールドタイトル経験者。
今年のスズキは調子良いし、これから巻き返しだぁ〜。
ミルもヴァレのように光と闇を上手く使い分けてるよね
レース後インタビューは冷静かつ、客観的に話してるけど、転倒後にミラーに皮肉めいた拍手をして駆け寄る姿もミルらしい
世界チャンプはこのぐらいのメンタルは必要だよ
しかし確認ドライセッティング出ずに苦戦してたけど
そういう話を聞けば聞くほどファビオのセッティングどうだったんだろうってなるね
去年の優勝時のセッティングそのままなのかあるいは短いウォームアップでセットしたのか…
ファビオ曰く「今季型は去年とほぼ同じ」っていうのがセッティング面でもある意味レースウィークで助けになったのか…笑
ジェントルマンだねー。
またチャンピオンになってほしいッス。
リンスと共に頑張れ!