『バニャイア:去年の好感触が戻ってきてくれたのは嬉しい』
★4月24日、ポルトガルGP決勝戦でフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、25才)がグリッド最後尾からスタートし、8位でゴールした。
★バニャイア選手は予選1セッションで、あえてスリックタイヤを使用したところ、第3コーナーの水たまりで転倒し、右肩を強打。1周完走することができなかった。
★バニャイア選手のコメント。
「もちろん、予選1で転倒してケガをしてしまうなんてことを目標にしていたわけではないんですが…とにかく、こんな状態の中で可能なことはすべてやれたと思います。
帰国したら肩のMRI検査をする予定なんですが、靭帯になにかあったらどうしようって心配はしています。火曜日には分かるんですが。
できる限りの好リザルトを獲得しようとプッシュしまくり、なんとか8位でゴールできました。もちろん、嬉しくはないけど、でも、満足はしています。
強いハードブレーキングで好ペースは維持できたけど、必要以上にリスクを負う気にはなれませんでした。」
【総合順位では首位と38ポイント差で10位に就いているが…ヘレスか、次のル・マン辺りが(タイトル争いに加わっていけるかどうかの)正念場になりそう…?】
「そう言う風に考えたくはないですね。ヘレスはうちの得意コースで、2021年には1位&2位を独占してたから。ただ、あの時、本当に最速だったのはクアルタラローだったんですけどね…結局、腕の問題で失速してしまってたけど。
オースティンや今回同様、(ヘレスでも)適切な作業ができればと思ってます。まぁ、今回は転倒・強打がマイナスになってしまったけれど…。
とにかく、このままフェアな姿勢で作業し、それに相応しい結果を得るようにしていかないと。今日だって、ペース的にはもっと上位になれそうだったのに、最後尾スタートでは至難の業だから。
もしかしたら、僕はちょっと焦りすぎているのかもしれないですね。」
【しかし、手負いの状態でここまで走れるのだから…つまり、昨シーズン終盤の好調状態に戻っているのでは?】
「今日の僕のファーステストラップは、去年より0.1秒遅かっただけなんですよ…去年はここで優勝してるんですから。
ペースは本当に好調で、前に誰もいない時はかなり速かったんですよ…1分39秒5〜39秒8ぐらいをキープしてたんですから。
マシンの感触もすごく良くて、2021年版の時みたいに思い通りの走りができる感じでした。去年のこう言う感触が戻ってきてくれたのは嬉しいですよ…プッシュして、強い走りができる感触でね。」
【感触が戻って嬉しいのと、チャンスを逃して悔しいのとでは…どちらが大きい?】
「嬉しい気持ちの方ですね。常に現在に目を向けて生きていくべきでしょ。」
★4月26日、MRI検査の結果、右肩の靭帯にケガがないことが判明した。骨浮腫により痛みは出ているが、次のヘレスGP参戦には支障ない。
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
なぜバニャイアはこれほど苦戦してるのか?って話は、note『2022 アメリカズGPまとめ』でどうぞ!
やっぱりどの選手も本領発揮はヨーロッパラウンドからだな
週末が楽しみだ
ペッコにとって幸運なのはランキングトップのファビオは非力なM1のせいで連勝のハードルが高いこと、リンスはまだ優勝してないこと
勝てるマシンだけに一つ勝てば情勢は変わりそうだけど、焦らずにいくことやね
フロントライドハイトアジャスターがまぁ感触悪かったそうね
DUCATIにとって幸か不幸か来年から禁止されるそうだけど
こう考えるとペッコというよりファクトリーチームや体制に問題があったように思える
前はむしろプラマックでミラーなんかが先行テストしてたはずなんだけどな