『ヴィニャーレス:なぜエスパルガロより遅いのか?』
★アプリリアファクトリー両選手の、今シーズンここまでのリザルトは以下のとおり。
アレイシ・エスパルガロ:総合2位(82ポイント)
レースリザルトは4位/9位/優勝/11位/3位/3位
マーヴェリック・ヴィニャーレス:総合14位(27ポイント)
レースリザルトは12位/16位/7位/10位/10位/14位
★現在、ヴィニャーレス選手は予選で好リザルトを出して前方グリッドを確保できないため、レース本番ではペースは良いものの追い上げで苦戦している。
このままでは今シーズン末にアプリリアから放出されかねない。
★最近、ヴィニャーレス選手が『Motorsport-Total.com』のインタビューで、次のように話した。
「レースペースでは0.1秒差なのに、1周タイムだと0.7秒も引き離されてるんです。タイムアタックで苦戦してるんですが、でも、原因が分からないんですよ。
ギャップが大きすぎるから、なんとかしないと…。ユーズドタイヤだと調子が良いのに、新タイヤではダメなんです。」
【マシンに対するフィーリングの問題?】
「通常、新タイヤの時は感触を強く掴めるはずなのに…僕は違うんです。何度も試しているところなんですが…。
(エスパルガロは)このマシンに乗ってもう6年目で、セッティングだって独自のものを見つけ出しているんです。そう言う選手に追いついていこうとしてるわけですからねぇ…。難しいんですよ。
好タイムを出すにはかなり遅めのブレーキングをしなければならず、それってアレイシの得意技だから。
僕の方は、まだそれができるほどフィーリングを掴んでないんですよね。」
【打開策はあるの?】
「セッティングに手を入れないと。僕としては、荷重配分が間違ってるように思うんですよね。
コーナー進入と旋回、立ち上がりに集中する必要があります。タイヤのグリップが感じられないんですよ。」
★なお、ヴィニャーレス選手は「エスパルガロの走りを真似る気はない」と公言している。
(参照サイト:『Tuttosport.com』)
(Photo:Instagram)
アプリリア機はアレイシ・エスパルガロ専用なのか?って話は、note『2022 ポルトガルGPまとめ』でどうぞ!
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一流のライダー=与えられたマシンでライディングスタイルを変えてでも(マシンに自分を合わせて)全力を尽くす人。マルケスしかりストーナーしかりロッシしかり
契約終了へのタイムリミットが近づいてくる予感
ヤマハのドビィと同じ状況ですね…