『ベッツェッキ：スタートに関し、ロッシからプレッシャーはそれほどかけられなかった（笑）』
★5月1日（日）、スペインGP（ヘレス）決勝でマルコ・ベッツェッキ（ドゥカティVR46、ルーキー、2021年版ドゥカティ機）がグリッド8位から9位でゴールした。
★ヘレスはもともと得意トラックで、スタートから終始8位を固持したものの、最終ラップでエネア・バスティアニーニに抜かれた。
★ベッツェッキ選手の今シーズンここまでのリザルトはリタイア/20位/9位/リタイア/15位/9位で、総合18位（15ポイント）に就いている。
★ベッツェッキ選手のレース直後のコメント。
「今週末はヴァレンティーノ（ロッシ）と頻繁に話をするようにして…スタートに関しては、それほどプレッシャーはかけられなかったですよ（笑）。
さいわい、好スタートが切れたおかげで、最高のレースができました。今晩、（ロッシに）メッセージを送っておきますよ。
思っていたより低速レースとなり…多分、気温が高かったからだろうから、不満は言えないでしょ。
唯一、残念なのは、第9コーナーーでバスティアニーニに抜かれてしまったことだけですねぇ。」
【今回はどんなことを学習できたの？】
「タイヤコントロールが上手くいきました…でも、フロントの方はいまいちでしたね。実際、特定のコーナーでは進入の際にちょっと苦戦してたんで。
あと、リズムは1分38秒後半を維持できました。グリッド前方スタートだと、明らかに安全だし、確実ですね。集団の中に入ってしまうと、追い上げていかなければならないし、順位を落とすリスクも高いし…。」
【総合順位でもルーキー勢トップだが、ルーキー・オブ・ザ・イヤーについては？】
「あまり気にしてません。まぁ、取れたら凄く嬉しいですけどねぇ…これまでのキャリアでは無縁だったんで。モトGPで獲得できたら凄いじゃないですか。
とにかく、このまま努力していくことが重要だから。」
【月曜テストについては？】
「かなり重要です。今はモトGP機にできるだけたくさん乗るのが良いんで。
特にこれと言った予定はないんで、今後のレースを上手く乗り切っていけるよう、助けになってくれそうなエリアに手を入れていくつもりです。」
（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）
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