『ミール:ドゥカティ機の後ろに付くと大変で…』
★5月15日(日)、フランスGP モトGPクラス決勝でジョアン・ミール(スズキファクトリー、24才)が第14ラップで4位を走行中に転倒リタイアした。
★チームメイトのアレックス・リンスも転倒リタイアした。
★ミール選手の今シーズンここまでのリザルトは、6位/6位/4位/4位/リタイア/6位/リタイアである。
なお、現在、総合9位(56ポイント)に就いている。
★ミール選手のコメント。
【(スズキ撤退により)精神的に影響している?】
「やっぱり、スタッフ陣にとっては大変なことですからね。ただ、全力を尽くしているかどうかが重要なんであって…僕ら皆、確実にきちんとした仕事はしてますよ。」
【チーム内の現在の雰囲気は?】
「皆、プロ中のプロですからね…『こんな大変なこと』になっても、雰囲気はあまり変わってないんで。」
【今回のレースについては?】
「好スタートを切り、タイヤ温存に励んだけど、フロントタイヤがちょっと限界かなって感じでした。
FP2で酷い転倒をやってしまったけど、でも、このタイヤはすぐに好感触が掴めてたんですよ…レースペースでもコンスタントだったし。
(レースでは)僕がミスって、膨らんでしまったんですよね。でも、すぐに追いげて、トップ陣とのギャップも縮めて行ってたんです。特に、その時、首位を走っていたペッコとかね。」
【上手く追い上げて行っていたが…】
「追い上げて行っても、ドゥカティ機の後ろに付いてしまうとマシンを上手く止められなくなって、なにかと上手くコントロールできなくなってしまうんですよ。
気流のせいだと思うんですが…ドゥカティ機の後ろって、気流が少ない感じで…あと、乱気流とかも。他のマシンの後ろに付いた時は、それほどでもないんです。
とにかく、今日は一連の理由から諸々を上手くコントロールできず、ミスをしてしまいました。1つは、今、言ったことで、もう1つは僕のブレーキングが強すぎ・遅すぎだったことです。
いつもよりブレーキを多用してしまい、緩めた時にフロントが流れてしまったんです。」
【タイトル争いについては…?】
「タイトル争いをするなら、コンスタントに表彰台に上がらないと…。とにかく、諸々は良くなっていきますよ。」
Dopo il #FrenchGP, si riapre il tema della sicurezza 👇https://t.co/F6NL0KK3nj
— Motosprint (@motosprint) May 17, 2022
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
スズキ撤退は、モトGP運営側がロッシ引退を過小評価していたから…って話は、『2022 スペインGPまとめ』でどうぞ!
ひょっとするとサラダボックスから何か出してるんじゃ!^^;
88のYZRのサイドカウルはローソンにパラシュートって言われてた。原田さんの乗ってたYZR250もスリップに疲れない様、後方に乱気流を起こす様なシートカウルになっていた様ですが、ドカも意図的に、後方のライダーが走りにくくなる様な細工がしてあるのでしょうか❓
単純にドゥカティ機の空力パーツがきちんと機能している証拠ですね。
F-1なんて後方の乱気流がキツイせいでスリップすら効果が薄くDRSを使わないとパッシング出来ないですからね・・・
あー、空力で一歩進んでるドゥカティはスリップにメリット与えないようにしているんかもしれんな
それどころか、自車の空気抵抗に影響ない程度に乱気流をわざと起こしてる可能性すらあるのかも
まあ、ドゥカティ2台がならんだときにスリップにつかないようにしているかどうかでわかるだろうから、次はそこをよくみてみようっと
ペッコとミラーが予選ランデブーしてたんで
単にどうスリップ効くか事前に分かればちゃんと使えるんじゃないですかね
ミルは予選でも単独走行だし
リンスがフランスでオーバーランしたのも、こういう原因だよね。
一昨年のオーストリア、ターン3でザルコとモルビデリが接触〜大事故もそう。
時速300キロになると後方ライダーはスリップが効きすぎて吸い寄せられちゃんだろうな。とくにドカのうしろでは。
あの年々細くなっていうテールで気流が乱れちゃんんだろうね。
>としあきさん
よく考えたら、そもそもOnOff機能があるかもですね笑
MotoGPにも本格的な空力闘争になってきましたな ミルのこうしたコメントは敵にヒントを与えてしまうけど、しゃーない。二輪界の空力スペシャリストって存在するのかしら。ヤマハには特に必要なので、つれてこないと。