『2022ドイツGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★6月19日(日)、ドイツGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★総合順位は以下のとおり。
首位クアルタラロー(172ポイント)、2位アレイシ・エスパルガロ(138ポイント)、3位ザルコ(111ポイント)、4位バスティアニーニ(100ポイント)、5位ブラッド・ビンダー(82ポイント)、6位バニャイア(81ポイント)、7位ミラー(ポイント81)
★ヤマハ
首位位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。今季3勝目(※今季最多勝のバスティアニーニと並ぶ)。毎レース、ミスなしで安定。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは13位。
14位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF)。
チームメイトのダリン・ビンダーは転倒リタイア(ルーキー)。
★ドゥカティ
2位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)。一貫性のある走り。2023年に向け、契約更改もほぼ確定している模様。ドゥカティにとっては貴重なテストライダー役をこなしつつ、レース結果も出している。
チームメイトのホルヘ・マルティンは6位。
3位ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)。ロングラップペナルティを科せられながらも、好結果を獲得。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは転倒リタイア。本人に非がないこともあるが、ミスが続きすぎる。クアルタラローのタイトル防衛を阻むには、レース序盤の第1コーナーを首位で通過させない作戦しかなく、今回もそれを実行していたが、第4ラップの第1コーナーのブレーキングで走行ラインから若干外れ、すぐに戻したもののアクセルに触れた瞬間、転倒してしまった。特にミスをした様子もなく、今のところ、原因不明。
ジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)のコメント。
「推論のたぐいは無駄でしょう…データ分析あるのみです。」
5位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。絶賛成長中。好セッティングを見出したので、今後も伸びていける可能性あり。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは11位(ルーキー)。
8位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティ・グレジーニ、ルーキー)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは10位。総合順位で徐々に降格している。
※ドゥカティは16戦連続で少なくとも1台は表彰台に上がっているが、今年もライダー部門のタイトルを取り逃してしまったかもしれない。
★アプリリア
4位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。ラスト2周まで3位を固持していたが、第28ラップの第1コーナーのハードブレーキングで膨らみ、ミラー選手に抜かれてしまった。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは技術トラブルでリタイア。4位まで浮上したものの、第18ラップでアレイシ選手を攻めてる最中にリアのライドハイトデバイスがロックされてしまった。
★KTM
7位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。ほぼ常にKTM勢トップ。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは9位。
12位ラウル・フェルナンデス(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのレミー・ガードナー(ルーキー)は15位。
★ホンダ
16位ステファン・ブラドル(テストライダー、最下位、+52.040)。マルク・マルケス代役。
チームメイトのポル・エスパルガロはリタイア。
※ホンダLCRは両選手(ナカガミ&弟マルケス)ともリタイア。
★スズキ
※ジョアン・ミールは第4ラップで11位走行中に転倒リタイア。
※アレックス・リンスはバルセロナ戦で骨折した左手首が痛むため、棄権。
『2022 ドイツGP モトGP 決勝リザルト』
『2022 ドイツGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
昔、マルクと接触してセンサーを壊したペドロサが次の瞬間転倒したのを思い出しました
トラコンにおんぶに抱っこだと、やっぱりああなるんでしょうね
バニャイアは右カーブで進行方向の右斜め前を見なければいけないのに右斜め後ろを気にしてハンドルが切れ込んだのか、右に回り過ぎて転んだように思えます。
HONDAはポイントを取れなかったけどブラドル1人が完走出来た。
ポルとブラドルは足の火傷だとか??
アレックスは何のトラブルだったのだろう?
中上選手は転倒後、右腕が動いていない感じに見えたけど大丈夫なのでしょうか?
右腕や肩が限界だったのでしょうか? 心配ですね。
おんぶにだっこ…w
言うのは簡単ですが、最初から無いと知ってて乗るのと有るはずのサポートが突然無くなったのとは話が全然違うと思いますがね
クアルタラロすごいですね。80年代初頭、性能で上回るスズキ勢を相手に孤軍奮闘したキング・ケニーを彷彿とさせます。
今回も独走。体調不良やバイザー外れもありましたが、
高い集中力を発揮しましたね。素晴らしい!
バニャイアは今回も不運なのかもしれないが、安定性がなんとも。
スズキは残念。
ホンダは悲惨ですね。
ビリのブラドルがホンダ勢1位とは。ギャップが50秒。
ヴィニャーレスもアレックス・マルケスもライドハイトデバイスの故障ですか
暑さも影響したのかな
特にヴィニャーレスはアレイシをオーバーテイクできそうなぐらいのペースだったし惜しいなぁ
マシントラブルリタイアなのに荒れ狂うこともなくチームの雰囲気いいんだろう
ファビオはどんどん凄みが増していくというか
ザクセンリンクで完調のマルケス倒したかっただろうな
ペッコはなんであれでリタイアなんでしょうか?ダメだったのかな。ダッシュで起こして再スタートすれば一桁くらいにはなれたんじゃ?マルケスだったらジェスチャーなんかしないで駆け寄って起こすよきっと。と思ったがどうなんでしょうか。近頃熱いバトルが少なくてやや退屈。
ブラドルのインタビューいつも見てて作った内の1人貴方やろと言いたくなるのですが…
ファビオがレース同様、ポイントランキングでも2位以下を引き離しつつありますねぇ。
勝てるレースは確実に勝ち、勝てないレースでも確実にポイントを取る…まさにチャンピオンの走りですね。
>言うのは簡単ですが、最初から無いと知ってて乗るのと有るはずのサポートが突然無くなったのとは話が全然違うと思いますがね
別にトラコンの使用を批判してるわけじゃないんですけど?
あなたのいう、あるはずのサポートが突然なくなるとああなるんだなって言ってるだけなんですが
一体何につっかかってきてるんですか?
昔の世界GPの頃は電子制御なんか無かった。
2スト500ccでライダーのテクがモノを言う時代だった。
(勿論、各メーカーのマシンの特性にもよるけど)
少し電子制御に頼り過ぎではないかなぁと個人的には
思います。