バニャイア『ランチでは良くある転倒だけど、モトGP機では…』2022ドイツGP

『バニャイア：ランチでは良くある転倒だけど、モトGP機では…』

★6月19日（日）、ドイツGP決勝でフランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー）が転倒リタイアした。

★もともと弁解をしないタイプであり、今回の会見でもそうだったのだが、しかし、自身のミスであることには納得していない様子だった。

★バニャイア選手のコメント。

「まず第一に、マシンに乗っていたのは僕なのだから、転倒したならば僕がミスをしたと言うことになるのですが…ただ、転倒までの流れがあまりにも奇妙で…モトGPにおいて、ああ言う転倒は滅多にないことですから。
『ランチ（ロッシ私設トレーニングコース）』でのトレーニング中は、ほぼ毎回あるようなミスなんですが、ただ、マシンが違いますからね。
僕としても予想外の出来事で、驚いています。そして、いまだ怒りが収まりません。
僕は既に加速段階にいたんですが、アクセルにふれた途端、マシンが倒れてしまい…あの状況で、あれ以上の操作は必要ないはずなんです。
テレメータを見ても、それまでの周回よりもソフトなアクセル操作をしているんですよ。ところが、あんな風に転倒してしまい…もしかしたら、かなり難しいコンディションだったのかもしれないけど、でも、そう言う感じもしなかったし…。
残念ながら、こう言うことになってしまいました。またもや上位獲得のチャンスを逃してしまい…最強だったとまでは言わないけれど、強い走りをしている選手の一人だったのに…。」

【説明不可能な転倒と言うことで…それで、あんなに怒っていたの？】
「僕はいつも一人で反省してるようなタイプで、自分のミスを認識し、受け入れるようにしています。
でも、今日は本当にどうしてなのか分からないんです。頭の中であのコーナーのことを逐一思い返してるんですが、原因が分からないんです。」

【タイトル争いは、もう無理だと思う？】
「今回のレースの前の時点で既に難関だったのだし、クアルタラローはとにかく強いから…。
残り10戦…常にベストは尽くすつもりです。」

（参照サイト：『Moto.it』）

バニャイアが「僕だって、開幕戦でマルティンを転倒に巻き込んでしまったけど…」って言った話しは、note『2022 カタルーニャGPまとめ』でどうぞ！