『2022オランダGP モトGP FP3リザルト&トピックス』
★6月25日(土)、オランダGP モトGPクラスのFP3が行われた。
★快晴、微風、理想的な気温。
★予選2へダイレクト進出は以下の選手。
兄エスパルガロ、クアルタラロー、リンス、ナカガミ、ベッツェッキ、バニャイア、ヴィニャーレス、マルティン、ザルコ、ミラー。
★アプリリア
首位位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー、1’32”164)。2021年のヴィニャーレス記録より0.3秒遅いだけ。終盤、第3コーナーで転倒、ケガなし。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスロは7位。本人は好調。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは18位。
※エスパルガロ選手のライディングスタイルはクラシックで、従来の乗り方であり、がっちりとシートにまたがっている。一方、ヴィニャーレス選手は近代的で、マシンからぶらさがるような…身体を大きくせり出すような乗り方である。 対照的なスタイルながら、両選手とも速い走りをしている。とにかく、マシン自体の戦闘力が高い。
★ヤマハ
2位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。方向転換がスムーズかつ超速。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは13位。当初、クアルタラロー選手の後方に喰い付いていたが、同選手がプッシュし始めたら付いて行けなくなった。最後から2つ目のシケインで転倒、ケガなし。
19位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF)。
チームメイトのダリン・ビンダーは24位(ルーキー、最下位)。
★スズキ
3位アレックス・リンス(スズキファクトリー)。今回は好調。
チームメイトのジョアン・ミールは11位。またもや予選1行き。ホンダファクトリー移籍はほぼ確定している。
★ホンダ
4位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。2023年モトGP参戦継続を目指し、全力投球。今回のホンダは同選手にかかっている。
チームメイトのアレックス・マルケスは20位。
22位ステファン・ブラドル(ホンダファクトリー、テストライダー)。マルク・マルケス代役(※回復期間については9月中に判明する予定)。
チームメイトのポル・エスパルガロは棄権。ドイツGPのFP1で骨折した肋骨が痛む。
★ドゥカティ
5位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、ルーキー)。今回は速さを取り戻した。1周タイムだけでなく安定感もある。
チームメイトのルーカ・マリーニは16位(ロッシ異父弟)。
6位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは10位。
8位ホルヘ・マルティン(ドゥカティ・プラマック)。
チームメイトのヨハン・ザルコは9位。最終ラップで転倒。
12位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティ・グレジーニ、ルーキー、愛称は『ディッジャ』)。転倒。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは17位。ラスト9分でスリップ転倒。
★今回のドゥカティ機は他のトラックよりも動きが鈍いようだ。少なくとも、ここまでのドライコンディションでは鈍い。
★KTM
14位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは15位。
21位レミー・ガードナー(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは23位(ルーキー)。
『2022 オランダGP モトGP FP3リザルト』
『2022 オランダGP モトGP FP総合リザルト』
(Photo:Motogp.com)
ファビオさんまじでいい仕事してるなー
ヤマハはがんばって太スポンサー確保して、ファビオに高額年俸払い続けていかないと