『チャバッティ:ずっと8選手を参戦させられるとは思っていない』
★7月22〜24日、ドゥカティの恒例イベント『World Ducati Week』が開催された際、パオロ・チャバッティ氏(スポーツディレクター)が次のように話した。
【来年、ジャック・ミラー後任として、誰がドゥカティファクトリーに昇格するの?】
「正直に言いますよ…まず、エネア(バスティアニーニ)もホルヘ(マルティン)も、金銭面・技術サポート面において完全に同じ条件でドゥカティと合意しました。
あとは、一方をファクトリーにし、もう一方をプラマックにするかを決めるだけで…(8月中旬の)オーストリアGP後に決めるつもりです。
2人とも若くて、速いライダーですからね。エネアは今年、物凄い力を見せていたし、ホルヘは大人しめだったが、2022年版マシンに予期せぬトラブルが出ていたわけだし。
どちらにするか本当に難しいんですよ…2人とも才能にあふれ、ドゥカティの将来を担っていく選手ですからね。
とにかく、あらゆる面において、2人ともファクトリー待遇にはなります。まぁ、実際にファクトリーに入った方の選手には、確実にプラスアルファのサポートがあるんですけどね。」
【現在、ドゥカティは8選手をモトGP参戦させているが、ファクトリーに入れるのは2選手だけで…入れなかった強豪選手は、今後、他メーカーに移籍してしまうのでは?】
「そう言うことも、あり得るでしょうね。現在、ドゥカティにいる選手全員が絶対によそに移籍はしない…なんて思うほど、うぬぼれてはいませんよ。
また同様に、長期的であれ中期的であれ、ドゥカティがずっと8選手を参戦できるとも思っていません。
8選手参戦が実現したのは、スズキがプライベートチームを作らないことにしたからであって…まぁ、そのうえ、撤退まで決めてしまいましたけどね。
あと、アプリリアも去年の時点ではプライベーターのオファーを出したって、誰もそそられはしなかったでしょ。ところが、来年はプライベートチームを持つことになったわけでねぇ。
今年、うちは8選手を参戦させているが、おそらく近い将来、どうしても何名かはそう言うわけにはいかなくなるでしょう。
とにかく、今はドゥカティに、若くて有望な新世代ライダーが揃ってるってことを堪能しますよ。
VR46ライダーズアカデミーの功績でもありますよね…バニャイアやヴェッツェッキ、マリーニはあそこの出身なんですから。
VR46には感謝してますよ…モトGPに参戦してくれてねぇ。こうしてドゥカティと共に、将来有望な2選手を育てているわけですから。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ベッツェッキが「ロッシがいなかったらモトGPになんて出られなかった…」…って言った話は、note『2022 オランダGPまとめ』でどうぞ!
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やはり1チーム抜けても仕方が無いと思っていますね。シーズンオフの展開が楽しみです。
『World Ducati Week』のレースでバニャイヤが優勝したそうです、、何て豪華な模擬レース、バウティスタは本気出したのか、、