『マルケス:弟がドゥカティ機に乗っても、僕には関係ない』
★マルク・マルケス(ホンダファクトリー)は今年6月に4回目の右腕手術を受け、その後、自宅でリハビリを続けていたが、今回のオーストリアGPではマシン開発のためピットボックス入りした。
なお、レース復帰は今シーズンのラスト2戦かヴァレンシア最終戦のみの予定。
★8月18日(木)、オーストリアGP会見では大勢が集まり、マルケス選手が実に落ち着いた様子で次のようにう話した。
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【先日、貴方は『今シーズン中、何戦か走りたい』と言っていたが…】
「それを目標にしています。ただ、すべては来週の検診次第なんで。現時点で色々と予想を立てても無駄でしょうね。
大丈夫な状態なら、2023年の準備を再開したいと思ってます。
医師陣の見立ては明確なものだったし、回復期間は守らないと。」
【来年、弟アレックス選手はドゥカティ機で参戦するが…情報交換できそう?】
「アレックスは弟だし、一緒に暮らし、トレーニングも一緒にして、互いに切磋琢磨している関係です。
ちょっと(VR46)ライダーズアカデミーの選手らのような関係でしょうね。
そう言う関係でも、情報交換なんかはしないわけでしょ。サーキットに入れば、それぞれが自分のチームと作業を進め、それぞれ秘訣みたいなものを持っているんだから。
弟がドゥカティ機に乗っても、僕には関係ないことですから。」
【精神的にもっとも最悪だった時期は?】
「ル・マンGPからムジェッロGPにかけてですね…4回目手術をするかどうか考えていた時です。
ただ、その後はさいわい、すべて順調に進んでくれたんで…今は気持ちが軽くなってます。」
【もう完全に大丈夫と言う感じ?】
「元気なことは元気だけど、今後、なにか起きるのでは?と言う懸念はあります。まぁ、人間ですからね。」
【今シーズンのタイトル争いについては?】
「見ごたえがあって、良いですよね。バニャイアがかなり強いでしょ。
アレイシ・エスパルガロについては…正直なところ、こう言う風になるとは思ってなかったです。このレベルに達するまで、かなり努力してましたよね。
クアルタラローはヤマハ機を完全に乗りこなしているようで…マシンとしては、アプリリアやドゥカティより落ちるようだけど。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Moto.it』)
弟マルケスのドゥカティ移籍は、兄マルケス移籍の伏線なのか?…って話は、note『2022 オランダGPまとめ』でどうぞ!
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奇しくも今季療養前までマルケスがよく後追いしてたアレイシが
チャンピオンシップで元気なわけで
個人的にはそのあたりの好調さが開幕戦で抜かれたときからわかってたんじゃないの?って思っちゃう