『2022ブリティッシュGP モトGP FP2リザルト&トピックス』
★8月19日(金)、オーストリアGP モトGPクラスのFP2が行われた。
★各選手のタイムは拮抗しまくりで、10位で0.291秒差。
★セッション終盤、小雨が降り出した。
★金曜FP総合10位までは以下の選手である。
ザルコ、ミラー、マルティン、クアルタラロー、バニャイア、マリーニ、ベッツェッキ、バスティアニーニ、ヴィニャーレス、ビンダー。
★ドゥカティ
首位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)。最近、好調(※前戦でもPPを獲得し、決勝では転倒するまで首位を固持した)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは3位(+0”029)。同トラックは得意。
2位ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー、+0”024)。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは5位。終始、安定している。
6位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは7位(ルーキー)。
8位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ、+0”229)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは19位(ルーキー、愛称は『ディッジャ』)。ドゥカティ勢で唯一苦戦。
※新たにシケインが導入されても、やはり、ドゥカティ機は好調で、上位8位は4位以外すべて独占した。
※やや大ぶりカウルを使用していたのはバニャイア、ミラー、マルティン、ザルコ、マリーニ選手。
★ヤマハ
4位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、+0”040)。マシンは直線コースやトップスピードで不利だが、ドゥカティ勢に唯一対抗している。厳しいレースになりそうではある。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは17位。ソフトの新タイヤを履くまでは好調で、安定した強い走りをしていたが、タイムアタックで伸びなかった。小さく一歩前進。
18位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF)。
チームメイトのダリン・ビンダーは24位(ルーキー)。
★アプリリア
9位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは11位。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは20位。
※アプリリア機にとって、得意トラックではない。これまでのレース記録で、ベストリザルトは10位である。以前よりマシンが成長しているとは言え、明らかにいつもより苦戦している。
★KTM
10位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは22位。
23位レミー・ガードナー(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは25位(ルーキー、最下位)。
※なんとかトップ10内に1名食い込んだ。
★ホンダ
12位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・マルケスは16位。
14位ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)。
チームメイトのステファン・ブラドルは21位(テストライダー)。マルク・マルケス代役(※回復期間については8月末検診で判明する予定)。
※トップ10入りは皆無。
★スズキ
13位アレックス・リンス(スズキファクトリー)。
チームメイトのジョアン・ミールは15位。
※トップ10入りは皆無。
『2022 オーストリアGP モトGP FP2リザルト』
『2022 オーストリアGP モトGP FP総合リザルト』
(Photo:Motogp.com)
シケイン新設で印象が変わりましたね。
最後の小雨でみんな若干焦った感はあるけどドカばかり。
クアルタラロは一番安定してそうだけど、上手いこと最前列にいけるかな。