『2022ブリティッシュGP モトGP FP3リザルト&トピックス』
★8月20日(土)、オーストリアGP モトGPクラスのFP3が行われた。
★完全ドライコンディション。
★予選2へダイレクト進出は以下の選手である。
ザルコ、クアルタラロー、ミラー、マルティン、バニャイア、バスティアニーニ、リンス、兄ビンダー、ヴィニャーレス、ミール。
★ドゥカティ
首位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック、1’28”964)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは4位。得意トラックで快調。
3位ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー、+0”316)。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは5位。速い走りはしているが、いまだ仕上がりきらず、安定感に欠ける。
6位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ)。終始、速い走りをしている。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは14位(ルーキー、愛称は『ディッジャ』)。
13位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、ルーキー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは15位(ロッシ異父弟)。
★ドゥカティ選手は上位6位内に5名入っている。
★ヤマハ
2位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、+0”153)。ずっとドゥカティ勢に孤軍奮闘している。かなり安定している。いつも通り、単独走行では速い。昨日、ドゥカティ勢は「クアルタラローは優勝争いをするだろう」と主張するも、クアルタラロー本人は「持ち堪えられる可能性はない」と言っていたが、クアルタラローの方が正しいかもしれない。ただ、似たようなな状況で持ち堪えた経験はある。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは17位。
19位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF)。
チームメイトのダリン・ビンダーは22位(ルーキー)。
★スズキ
7位アレックス・リンス(スズキファクトリー)。
チームメイトのジョアン・ミールは10位。
★KTM
8位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは18位。
23位レミー・ガードナー(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは24位(ルーキー)。
★アプリリア
9位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは11位。転倒。ケガはなかったが、身体コンディションは100%ではない。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは25位(最下位)。
※予想通り、アプリリア機が苦戦している。ストップ&ゴータイプのトラックは同機に向かない。
※セッション終盤、アレイシ選手がザルコ選手と揉めていた。ザルコ選手が白線上を走行中、アレイシ選手がギリギリかすめて横を走って行ったため。ザルコ選手は低速ではあったが逃げ場がない状態だった。
★ホンダ
12位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・マルケスは20位。
16位ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)。
チームメイトのステファン・ブラドルは21位(テストライダー)。マルク・マルケス代役(※回復期間については8月末検診で判明する予定)。
『2022 オーストリアGP モトGP FP3リザルト』
『2022 オーストリアGP モトGP FP総合リザルト』
(Photo:Motogp.com)
アレイシのあれ危なかった
ちょっとよせすぎ