『ミラー:いったいマルティンは何がしたかったんだか…』
★8月21日(日)、オーストリアGP決勝戦でジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)が3位だった。
★レース直後、ミラー選手がパルクフェルメで次のように話した。
「実に気分が良いですよ…今週末ずっと、マシンは完璧に動いてくれてたしね。
レース序盤でペッコ(バニャイア)にオーバーテイクを仕掛けてみて…自分のスピードは、もうちょっと上だと思ってたんですけどねぇ。もしかしたら、ペッコと一緒に逃げ切れるかな…と。
ところが、すり抜けたと思った瞬間、やり返されましたよ。被害を最小限に抑えるには、諦めるしかなくってねぇ。最終的には全力で頑張ったんだけど。
表彰台に上がって、ポイントも獲得できたわけだし…お次はミザノでしょ。」
★その後、ミラー選手がイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように話した。
「初っ端から、いい調子でネ。エネア(バスティアニーニ)を抜いた後は、ペッコに追いついていくのに頑張って。
レース序盤では、ペース面でペッコよりちょっと上かなぁ〜なんて思ってたんで抜こうと頑張ったんだけど…抜いたら、速攻で抜き返されてしまってね。
その後はペッコがマジで全力疾走し、自分のリズムで走り出したんですよ。こっちも付いて行こうと頑張ったけど、けっこう苦戦して…他の選手らに追いつかれてしまってねぇ。
ファビオ(クアルタラロー)は、こっちがシケインでいまいちなのを突いてきて…あそこで抜かれてしまいましたね。
マルティンは第1コーナーでかなり深めのブレーキをかけてきて…こっちは動じないようにしてましたよ。どこに行きたいのか分からないんだし。
まぁ、シルヴァーストンの時とかなり似たようなことをしようとしてたって感じだったけど。抜こうと思ってたのか…はたまた、一緒にコースアウトする気だったのかは分かりませんけどねぇ。いったい、どう言うつもりだったのか…。
抜きたいとは思ってたんだろうけど、ただ、抜くなら、とりあえずはコース内にいないとねぇ…基本中の基本でしょ。2回も外れてたじゃないですか。」
【KTM移籍が決まっているものの、ドゥカティ内での息もぴったりなようで…】
「そうですね…うちは付き合いがとにかく長いから。現在、ピットボックス内の雰囲気も作業も、すべて完璧ですよ。
このチームの一員としてやっていくには、今が最高でね…良い経験をさせてもらってますよ。あと7戦、ここでできるんだと思うと楽しみでねぇ。
チーム部門やコンストラクター部門のタイトルを狙うチャンスも残ってるわけでしょ。あと、ライダー部門だって、ドゥカティはどんどん迫って行ってるんだし。
やるべきことは山積みだけど、でも、ペッコが前の方でなかなか物申してるじゃないですか。うちは最後の最後まで頑張りますよ。」
(参照サイト:『Motosprint』)
バスティアニーニvsマルティン、ドゥカティは既に決めているのか?って話は、note『2022 ブリティッシュGPまとめ』でどうぞ!
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うーん…ファクトリーシートはたしかに特別なんだけど
ミラー放出は早まった感あると思う…
いやあるいはシート争いで意識しすぎたマルティンとバスティアニーニが自滅してるだけか…
ミラー!ドゥカティグループに残ってほしかった。
ペッコがミラー続投を望むのもわかるよ。
今季中に勝ってほしい。
KTMもしかりメーカー主導の独自の囲い込みや青田買いしてると様子見る暇もなくどんどん入れ替えようとなるから本腰入れての開発なども含めて一定周期でなく一年一年新しい体制になって現場は混乱しそうですね。