『2022サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★9月2日(金)、サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★快晴、適温。天候的には理想的なセッションとなった。
★ヤマハ
首位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、1’32”313)。超絶好調。直前に先行機がいない時は、まさに最強最速だった。終盤、驚異的なリズムで3周回していた。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは17位。
16位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF)。
チームメイトのダリン・ビンダーは24位(ルーキー)。
★ドゥカティ
2位ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー、+0”234)。絶好調。相変わらず、機敏かつコンスタントである。ドゥカティでのこの数年間、このコンスタントさを発揮できず、契約更改に至らなかった。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは6位。FP1は常に慎重なのだが、終盤、不注意によりミスを犯す…チェッカーフラッグを通過したと思い、走行ライン上で減速したところ、実はまだ継続中だったのだ。そのため、プッシュ中のアレックス・マルケスがバニャイア選手を接触ギリギリで抜くこととなり、バニャイア選手はすぐに謝罪した。しかし、処罰の対象となり、レース本番ではグリッド順位が3つ降格となる。
テストライダーのミケーレ・ピッロは3位(+0”380)。唯一、新ソフトリアタイヤを使用。ただし、ミディアムでも強い走りをしていた。先日、第一子の女児が生まれたばかり。
ピッロテストライダーのコメント。
「妻から『トップに立って』って言われてきたんですよ。そうすればTVに映って、娘に観せることができるからって(笑)」
(※セッション終了15分前まではトップだった。)
9位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、ロッシ異父弟、愛称は『マロ』)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは13位(ルーキー、愛称は『ベス』)。
10位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは20位。
7位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ、愛称は『ベスティア』)。チーフメカニック(アルベルト・ジーリブオーラ)のKTM移籍が決定してしまった。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは22位(ルーキー、愛称は『ディッジャ』)。
★アプリリア
4位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。終盤、上位に追い上げた。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは5位。常に上位にいた。
※先のオーストリアGPでは、アプリリア機そのものが苦戦していた。
★スズキ
8位アレックス・リンス(スズキファクトリー)。
チームメイトのカヅキ・ワタナベは105%オーバーで失格。ジョアン・ミールの代役。
★ホンダ
11位ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)。
チームメイトのステファン・ブラドルは21位(テストライダー)。マルク・マルケス代役(※ミザノテストに参加する可能性が浮上)。
14位アレックス・マルケス(ホンダLCR)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは15位。
※相変わらず、全選手が苦戦。
※本日、マルク・マルケスがまた市販機テストを行う予定。9/6〜7のミザノテスト参加を目指す。
★KTM
12位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは18位。
19位ラウル・フェルナンデス(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのレミー・ガードナーは23位(ルーキー)。
※相変わらず、全選手が苦戦。
『2022 サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
カズキ君、最下位は予想していたけど、105%以上で失格とは・・・
それほど今のモトGPはレベル高いんだろうな・・・