『クアルタラロ取材拒否、ヤマハ:まだ私達も本人と話せてない…』
★10月2日(日)、タイGP決勝戦でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、+34.072)が17位だった。
★今回はチームメイトのモルビデッリ選手が3秒加算ペナルティを受けていたにもかかわらず13位だったため、クアルタラロー不調はヤマハ機のせいではない。
★クアルタラロー選手はレース後、オフィスに閉じこもってしまい、TVインタビュー(※契約上、義務となっている)や囲み会見やオンライン会見に応じず、チームスタッフらとの会話も拒否した。
同対応は理解はできるものの、精神的な弱さの表れではないかと言われている。
★クアルタラロー選手が0ポイントだったため、総合順位は以下のようになった。
首位クアルタラロー(219ポイント)、2位バニャイア(217ポイント)、3位アレイシ・エスパルガロ(199ポイント)、4位バスティアニーニ(180ポイント)、5位ミラー(179ポイント)
★クアルタラロー選手と総合2位のバニャイア選手のギャップは、ドイツGP直後は91ポイント差だったが現在は2ポイント差である。また、ここ最近、クアルタラロー選手がバニャイア選手を引き離すことができたのは、バニャイア選手が転倒リタイアとなった日本戦だけである。
★ヤマハのマイオ・メレガッリ氏(スポーツディレクター)のコメント。
「皆さんのご想像通り、現在、ファビオはインタビューに応えられるような心境ではなく、私達でさえ本人と話ができていないのです。
(レースでは)奇妙なことが起きてしまい、これから原因を調べなければなりません。
今回のレースは誰にとっても賭けのようなもので、FPセッションは常にドライだけで…インドネシア戦も同様でしたが、あの時は上手くいったものの今回はダメでした。
グリップに問題が生じてしまったように思えるのですが、インドネシアでは大丈夫だったものの今回はダメだったんです。
とにかく、特定にするには、まず、ファビオ本人と話してみないと…。」
【バニャイア選手と2ポイント差になったが…】
「91ポイント差だった頃は、私も落ち着いていられたのですが…いまや完全に接戦となってしまい、今後は全戦において攻めの姿勢でいかねばなりません。
私としては、次の2戦に関しては気楽に構えているのですが、ヴァレンシア最終戦はちょっとね…。」
★その後、ヤマハからクアルタラロー選手のコメントがリリースされた。
《最悪なタイミングで雨となってしまい…レース前にウェットで走れる時間があまりなく、数分程度でした。
レース序盤は本当に難しく、第1コーナーではジャック(ミラー)に押し出されてしまい、それ以降、どんどん状況が悪くなっていきました。
上手くフィーリングをつかんでいこうとはしたんですが、第4コーナーでは大変なこととなり…視界が最悪だったんです。
タイのファンの皆さんには申し訳ないです。もっと良いレースができればと願っていたのですが…。
なぜここまで苦戦してしまったのかは見当がついているのですが、今後に向けて改善していけるよう、もっとリサーチしなければなりません。
オーストラリアではなた強い走りができるよう、頑張ります。》
(参照サイト:『Gpone』)
現在のクアルタラローの真の問題点はなにか?って話は、『2022 日本GPまとめ』でどうぞ!
ミラーは仕方ないとしても、他のドゥカ6台による包囲網は、フェアに戦うライダーとして個々の判断で拒否してほしい、、と願うばかりです。
「モルビデッリ選手が3秒加算ペナルティを受けていたにもかかわらず13位だったため、クアルタラロー不調はヤマハ機のせいではない」→ これは言い切れないかと。。ファビオとフランコは元々の立ち位置が違う。また、過去数戦にわたり、参加台数を含めたドゥカティの強さ、そしてM1が抱えている問題と、高いレベルで向き合ってきているファビオのストレスは計り知れない。 それでも強く向き合うのがチャンピオンに相応しいとも言えるかもしれないが、そこを差し引いても現状のファビオは、本当に頑張っていると思う。マルクが復調してくれば、欧州勢と向き合い、且つ、同じメーカーのマシンで唯一の戦闘力を持つ同志として一緒に戦えるような気がする。ヤマハもこのまま黙っていないだろう。がんばれ!!!
モルビデリはタイグランプリでアレイシにガンガンぶつけて行くぐらいアグレッシブだったそうなので
アレイシがあいつもペナルティにしろと文句言ってましたね
正直映像に映らないんでわたしは分からないんですけど…
確かにモルビデリと同じ走り方は
次戦でのペナルティや転倒のリスクを考えると
この時期のファビオにはできないですね
余談ですが今回のアレイシと
イギリスGPでのファビオのロングラップペナルティに長さが
あまりに違いすぎてちょっとかわいそうになる(笑)
ファビオ氏、前年の終盤戦もイマイチでしたからフランチェスコ氏に逆転される様な気がしますね…
何がなんでも勝ちたいといった気持ちが今のGPライダーには少し薄い様な気がしますね。
自分が見てきた中では、レイニー、シュワンツ、ドゥーハン、ロッシ、ストーナー、ロレンソ、マルケスと何がなんでも勝ちたい、アイツには負けたくないといったライダーが、記憶に残っていますね。
偉大なライダーって多分、物凄くワガママなのでしょうね。笑
マルクがファビオの同士って何の冗談?
彼はドゥカ勢に対してはもちろん、ファビオに対しても一切遠慮しませんよ。カケラも遠慮する理由がない。
マルクの復活勝利が見たいけど、まだそこまでは厳しそう。まずは表彰台なるか。
ヤマハ本社には何の用件で行ったんでしょうねぇ 本来なら東京観光してるところをメディアに撮らせるんですから
今回はとにかく悔しかったでしょうね。
今のライダーも勝ちたい気持ちは凄く強いと思いますよ。
クアルタラロは今回もどうにもならない中でも出し切っていたと思います。
でも昔より限界値が高まっている分、もう一押しできる幅が狭いのだと思います。
電制、空力、ライドハイトデバイスのせいでよっぽど決まらないと追い抜きもできないし。
昔は土煙を上げながらファステストを更新しまくってた選手もいましたが、今は無理すればトラックリミットにすぐ引っかかるし、タイムアタックならタイム取り消し。。
ヘルメットが開いちゃった。とかだったりして。